バイクに跨った瞬間、傾いた姿勢でバランスを保つために全身に力を入れ続けましたが、正面から受ける風の感触は本当に爽快でした。今回の撮影は『アズールレーン』に登場するネプチューンの白バイ警官版うさぎポリススタイルです。衣装の質感を再現するため、光沢感のある黒のレザービスチェにダークブルーの軍服ジャケット、トレードマークの赤いネクタイ、そして帽子に付いた赤いウサ耳を合わせました。足元には質感と透け感が絶妙な黒ストッキングを穿き、黒のハイヒールでステップを踏みしめる姿は、視覚的にも抜群のインパクトを与えてくれます。
撮影中、フロントを持ち上げるウィリー風のアクションを完成させるのには本当に苦労しました。スタッフに車体後部を固定してもらいながら重心を合わせて跨り、脚力と体幹の力だけで宙に浮いたようなポーズをキープ。スタイルの良さやストッキングの美しいラインを際立たせるため、カメラのアングルも何度も調整を重ねました。風でウィッグは乱れてしまいましたが、かえって風を切って疾走しているような躍動感を生み出してくれました。
ネプチューンは本来とても活発でお茶目なキャラクターなので、銃口をレンズに向ける際は、自信に満ちつつも少し悪戯っぽい眼差しを意識しました。これほど無骨な大型バイクと軍服の組み合わせを着こなすのは難しいかと思いましたが、実際に着用してみると、反骨精神と愛らしさが同居した雰囲気が自然と滲み出ました。撮影が終わる頃には脚がパンパンで痺れてしまいましたが、このキリッとした凛々しい質感を完璧に表現できたので、すべての苦労が報われたと感じています。