2024年6月22日の熱波祭で撮影したアルトリア・セイバーオルタのイベント写真は、仕上がりが期待を大きく上回る出来栄えとなりました。当日の会場は大変混雑しており、比較的人通りの少ない背景を探すために何度も行き来し、あやうく屋外撮影のタイミングを逃しそうになるほどでした。この衣装の準備は非常に手が込んでおり、ロイヤルブルーのベルベット生地はライトの下で美しい質感を見せ、スカートの銀白色の刺繍模様は数多くの資料を参考に自分でデザインしたものです。白いウィッグもふんわりと自然なボリューム感が出るまでじっくり整え、頭頂部のお団子と背中の大きなリボンは何度も角度を微調整してしっかりと固定しました。メイク面では、ピンク味のある赤いカラコンとアイシャドウを選び、クールトーンの色白ベースメイクと合わせることで、キャラクター特有の冷酷なオーラを再現しています。小道具の大剣はずっしりと重く、構えてポーズをとると肩がひどく痛くなりましたが、余裕のある強者の雰囲気を出すために歯を食いしばって耐えました。撮影時は黒のサイハイソックスとロンググローブ、さらに足首丈のピンヒール黒パンプスを着用していたため、1時間近く立ちっぱなしで足もパンパンでした。カメラマンさんはとても親切で光とアングルへのこだわりが強く、振り返る動作だけでも10枚以上試行錯誤を重ねて最も納得のいく1枚を選び抜きました。殺気と気品が同居する絶妙なニュアンスを的確に捉えることができたと思います。この撮影を終えて、内に秘めた圧倒的な力とオルタの高慢で冷ややかな気質への理解がさらに深まりました。撮影自体はとてもハードでしたが、大好きなキャラクターを再現できたことで大きな達成感を味わえました。今回のロケ撮影で多くの学びを得られ、体のポージング表現の課題も見えたので、また機会があればこのキャラクターの別衣装にもぜひ挑戦してみたいです。