【アルトリア コスプレ】Fateシリーズ、正餐後の10分間ライティングテスト - 1 枚目
【アルトリア コスプレ】Fateシリーズ、正餐後の10分間ライティングテスト - 2 枚目
【アルトリア コスプレ】Fateシリーズ、正餐後の10分間ライティングテスト - 3 枚目
【アルトリア コスプレ】Fateシリーズ、正餐後の10分間ライティングテスト - 4 枚目
【アルトリア コスプレ】Fateシリーズ、正餐後の10分間ライティングテスト - 5 枚目
【アルトリア コスプレ】Fateシリーズ、正餐後の10分間ライティングテスト - 6 枚目

わずか10分間のライティングテスト撮影でしたが、非常にテンポよく写真が仕上がった反面、実際のプロセスは見た目ほど楽ではありませんでした。本編の食事はすでに終わったという設定のため、食後の少しぼんやりとした佇まいや、どこか孤高を感じさせる表情をメインに撮影しました。テスト撮影ということで、カメラマンの冬次郎さんはキャンドルの炎とスモークマシンを組み合わせ、古典油絵のようなダークトーンの質感を追求していました。制限時間が10分と厳格に決められていたため、ポーズや視線を素早く切り替える必要がありました。

この衣装は着付けがかなり大変で、特に胸元のクロスした濃紺のストラップはキャラクター再現のためにかなりきつく締めていたので、呼吸や体の動きに気を使いました。頭上の金色の王冠もずっしりと重く、長時間つけていると首が凝る上、アップに結い上げたウィッグも相まって頭部がかなり固定されていました。テーブルに並べられたフランスパン、ブドウ、リンゴ、赤ワインはほとんどが持ち込みの小道具(イミテーションのワインや固いパン)で、晩餐のムードを盛り上げるのには最適でしたが、もちろん本物のディナーの味には敵いません。

今回のテスト撮影の主な目的は、現場の光源レイアウトの課題をクリアすることでした。暗所での撮影では、顔の適正露出とスモークの階調表現を両立させるのが極めて困難です。鎖骨や頬の輪郭にピンポイントで光が当たるよう炎の位置を何度も微調整し、威厳と冷徹さを兼ね備えた表情を引き出しました。テーブルクロスが反射の少ない黒布だったため、明暗比が非常に強く出ました。ナイフとフォークを握ったり、ワイングラスを傾けたり、小さな金メダルを手元でいじったりと、ダークで冷ややかな世界観に合わせたポーズを10分間ほぼキープし続けました。時間が迫っていたため、ほとんどのカットは一連の流れの中で首の角度を微調整しながらテンポよくシャッターが切られました。

慌ただしい撮影ではありましたが、仕上がった写真は光と影が非常に濃厚で、暖色の光輪の中で寒色系の衣装が鮮やかに浮き上がっています。単なるライティングテストの産物としては、私たちの予想を遥かに超える出来栄えでした。光量と構図の確認に過ぎなかったとはいえ、スモークが漂い微光が揺らめく中で佇む姿は、「王の晩餐」というテーマにとてもマッチしていたと感じています。本番の撮影に向けて立ち位置の把握や、より良い質感を出すためのライティング調整の目安が掴めた、非常に密度の濃い実戦練習となりました。この限界に挑んだテスト撮影の体験を記録として残しておきます。