アーミヤのこの日常的なコスプレコーディネートに身を包むと、一瞬にしてロドス島の基地へと戻ったような気分になります。シャツ、プリーツスカート、青と灰色が織りなすリボン、そしてこのトレードマークのうさ耳まで、すべての細部において初期衣装の質感を極力捉えるよう努めました。おとなしいJK風に見えますが、このうさぎさんはロドス島全体を背負って立つ存在なのです。
撮影時はあえて自然光の角度を調整し、白シャツがより息づいているような風合いを持たせました。レタッチの際は、リアルな肌のテクスチャ感を少し残すべきか、それとも極限まで滑らかさを追求すべきかずっと悩んでいました。最終的には肌色と眼差しに微調整を加えることで、アーミヤならではの優しくも揺るぎない芯の強さを表現することを選びました。
尻尾とうさ耳の質感にもかなりこだわり、毛の流れや瞳のハイライトもキャラクターの設定に合わせています。黒ストッキングとミニスカートの着心地には確かに慣れが必要ですが、再現度のためならそれだけの価値はあります。こうした日常に寄り添った二次元日常のスタイルは、きらびやかな戦闘甲冑よりも着こなしが難しく、着用者の表情や気品がより試されます。今回の仕上がりが、このキャラクターを愛する皆さんに原作に十分近いと感じていただければ嬉しいです。