「聖礼の歌」をテーマにしたヴィヴィアナのこの写真シリーズが、ついに完成しました。衣装のシルエット調整から鹿角のアクセサリーの着用角度、さらにはマントのドレープのシワにいたるまで、事前の準備にはかなりのこだわりを詰め込みました。撮影時はあえて古典的な彫刻や階段のあるこのシチュエーションを選び、本物の蝋燭の光源を利用して独特の空気感を演出しました。
写真の中の剣を構えているポーズは、実のところ重心のコントロールがかなり試されました。スカートの裾やマントが非常に重厚なため、片手で剣を掲げながら美しい佇まいをキープする必要があり、何十枚も撮影した中からようやく納得のいく1枚を厳選しました。蝋燭の火が顔に映り込むとき、あの微かな暖色の光がキャラクターの清廉でクールな雰囲気を引き立てるのに絶妙な効果を生んでくれました。レタッチ(後処理)では過度で大げさな色調補正は行わず、現場の光と影のグラデーションをできるだけ残すようにしています。
今回は黒の神殿を彷彿とさせるような、少しダークな神聖さに挑戦し、血と聖礼の間を行き来するヴィヴィアナならではの独特な気品を表現したいと考えました。カメラマンさんの構図が本当に素晴らしく、特に写真3の対称的な奥行き感は、キャラクターをシチュエーションに完璧に溶け込ませてくれています。撮影はとても大変でしたが、完成した写真のクオリティを見たら、この二次元撮影にかけたすべての苦労に価値があったと思えます。