【フィリオプシスコスプレ】アークナイツ「扶雲間」、灯影の下に囲みて一局の碁を尋ねる - 1 枚目
【フィリオプシスコスプレ】アークナイツ「扶雲間」、灯影の下に囲みて一局の碁を尋ねる - 2 枚目
【フィリオプシスコスプレ】アークナイツ「扶雲間」、灯影の下に囲みて一局の碁を尋ねる - 3 枚目
【フィリオプシスコスプレ】アークナイツ「扶雲間」、灯影の下に囲みて一局の碁を尋ねる - 4 枚目
【フィリオプシスコスプレ】アークナイツ「扶雲間」、灯影の下に囲みて一局の碁を尋ねる - 5 枚目
【フィリオプシスコスプレ】アークナイツ「扶雲間」、灯影の下に囲みて一局の碁を尋ねる - 6 枚目

今回のアークナイツのフィリオプシス「扶雲間」の作品では、非常にリラックスした日常の佇まいを表現したいと考えました。当初は純白と薄ブルーの配色がシンプルに見えてしまうのではないかと心配していましたが、実際に衣装が手元に届くと、生地のレイヤー感や帯(腰封)の紋様が非常に緻密に処理されていることに気づきました。特に襟元や袖口の青白の切り替えは、どこか深みのある立体感をもたらしてくれています。キャラクターを象徴する相棒であるフクロウのぬいぐるみは、古琴の傍らに置いたり、胸に抱いたり、あるいは囲碁の対局を見守るオブジェにしたりすることで、画面に心地よい抜け感(呼吸感)をプラスしてくれます。また、あえて古琴を持ち込みました。主に背景の小道具としての役割ですが、深みのある漆の光沢和木目のラインが、人物の白を基調とした衣装と素晴らしい色彩の調和を生み出し、画面が軽くなりすぎて重心を失うのを防いでくれています。

コスプレ撮影のライティングにおいては、暖色系のメイン光源を使って逆光の演出を行いました。髪の毛に当たる光が非常に柔らかい光の輪を作り出し、まつ毛の生え際の細部までくっきりと描き出してくれるため、画面全体に温かみのある上品な質感が生まれます。セット内には光を透かす障子戸や、吊るされた書道の布タペストリーを配置し、木製の床やわら編みの座布団と合わせることで、静かに棋を打つ空気感を最大限に高めた中国風コスプレの空間に仕上げました。撮影時は無理に固いポージングを作ることはせず、むしろ碁を打たり、フクロウのぬいぐるみと戯れたりする細やかな掛け合いの中から自然な瞬間を切り取るようにしました。カメラマンさんのスナップ撮影のタイミングが絶妙で、碁石を置く瞬間の指先のラインや、首を少し傾げたときの真剣な視線など、こうしたディテールを正確に捉えてくれました。

レタッチ(後期処理)では色調において肌の質感を軽く滑らかにしつつ、光と影の明暗のコントラストはそのまま残し、強すぎる反射をできる限り抑えることで、画面を十分に柔らかくクリーンに保ちました。撮影プロセス全体を通して準備するものは多かったですが、最終的な仕上がり(成片)でキャラクターが持つあのゆったりとした、かつどこかミステリアスな特質を表現することができ、準備段階での細かな調整の苦労が報われる大満足の仕上がりとなりました。