アルバムを開いて2017年5月1日の広州YACAイベントで撮影されたこれらの写真を目にすると、本当に月日が流れるのは早いと感じます。当時の機材はペンタックス K-S2に星55レンズの組み合わせでした。今見れば決してハイエンドな機材とは言えず、撮れた写真もすべて上半身のクローズアップばかりで、中にはピンボケしているものもありますが、イベント撮影に足を踏み入れたばかりのあの純粋な感覚は、何物にも代えがたいものです。
当時コスプレをしていたレイヤーとして、イベント会場の混雑ぶり、行き交うメイク師やカメラマン、解して蒸し暑い天気の中で分厚い衣装を着た時の体験を今でも鮮明に覚えています。あの頃の写真には複雑なレタッチもなく、特別な華やかさのあるライティングもなく、背景すらコミケ会場の雑然とした通路や人混みそのままでした。しかし、そんな少しアラのある写真だからこそ、当時の最もリアルな空気がそのまま残されているのです。
9年が経ち、あのペンタックス K-S2の小さな一眼レフを手にしていた新人カメラマンから、今では社会人として何年も働くまでになりました。9年後の今日、もし当時と同じように写真やコスプレを愛している人がいるなら、ぜひ私に連絡してください。私がモデルとなって、今の私をもう一度撮影してもらうのを大歓迎します。過去と現在を比較することは、技術の進歩を見るだけでなく、私たちがこの道を歩んできた中で、二次元界隈においてどのように自己表現を完成させてきたかを見つめ直すことでもあります。
完璧な構図や機材を追い求めることよりも、写真が持つ最大の意義は、おそらく「歳月を振り返ることができる(岁月可回首)」という点にあります。当時は失敗作だと思っていたカットも、今見れば一枚一枚がかけがえのない二次元の思い出です。これこそが、熱意がもたらしてくれる最高の贈り物であり、これほど多くの人々がカメラやコスプレ日常の道で何年も諦めずに続けてこられた理由でもあります。イベント撮影は、単にシャッターを切るだけのものでは決してなく、その瞬間の心血と情熱を記録することなのです。
2017年の広州YACAイベント、会場の照明は決して理想的とは言えず、周囲には行き交う参加者やサークル主で溢れかえっていました。しかし、イベント会場に立ち、準備してきた衣装を一つずつ身にまとし、ウィッグやメイクを整えるたびに、すべての準備が報われたと感じたものです。今日これらの写真を引っ張り出してきて目にするのは、当時一つのキャラをしっかり表現するために、小道具を合わせたり髪型を調整したりすることに惜しみなく心血を注いでいた自分自身の姿です。
あの頃のカメラ機材は現在ほど強力ではなく、高速で行き交う人混みの中ではオートフォーカスが時折迷ってしまうこともありました。しかし、それこそがあの時代の写真ならではの独特なフィルター(味)になっています。撮られた被写体には、どこかノスタルジックで朦朧とした親しみやすさがあります。当時は写真の中にいた私が、今はモデルという立場でそれらを見返すことで、これまでの自分自身の成長プロセスを追体験しているかのようです。コスプレ愛好家として、当時のコーディネートは今見ると少し洗練さに欠けるかもしれませんが、そこにはたくさんの真っ直ぐな誠実さが詰まっています。
この二次元やキャラクターに対する熱い想いが、毎年定期的にイベントへ足を運ぶ原動力になっています。今は日常がどんなに忙しくても、イベント会場に戻り、カメラを手にしたりレンズの前に立ったりするだけで、今でも心が満たされるのを感じます。カメラマンさんの「写真の意義は、歳月を振り返ることにある」という言葉は、本当に心に刺さりました。こうした撮影者たちの熱心な記録がなければ、何年も経った後に、あの青春の輝きに満ちた瞬間を再現することは本当に難しかったでしょう。
広州YACAの会場で、みんなで機材を担ぐのを手伝ったり、ウィッグを整え合ったりしていたあの頃がとても恋しいです。もし今年も同じような情熱を持ったカメラマンさんから連絡をいただければ、ぜひ過去と現在の比較をテーマにした記念写真をもう一度撮りたいと思っています。難しいことは何も必要ありません。当時と同じように、会場の片隅でカメラを構え、今の私の姿を記録してくれるだけで十分です。時間が写真に特別な価値を与え、イベント撮影界隈の皆さんがシャッターで私たちが確かにそこにいた無数の証拠を定格してくれました。今になって少し手ブレしている写真を見返しても、思わず笑みがこぼれてしまいます。