今年で5年連続の博麗霊夢コスプレの撮影になります。最初は手探りでバタバタしていましたが、今ではキャラクターの雰囲気やポージングのコントロールがますます得意になり、シャッターが切られるたびに違った感情を切り取ることができます。今回は上海にあるこの和風庭園を特別に選びました。朱色の鳥居や回廊が霊夢の赤白の巫女服に完璧にマッチしており、市内でも和風コスプレの撮影に最も適したロケーションと言えます。衣装は星箱のデザインによるコラボモデルで、手にした瞬間に生地の質感と刺繍のディテールに圧倒されました。赤白配色のレイヤー感が素晴らしく、特にスカートの裾や袖口の紋様は、原作の神髄を完全再現しています。ただ、この衣装は確かに身長や脚の長さにシビアな要求があり、着用すると全体の重心が少し低く見えがちです。しかし、いざくるりと回ってみると、広がりのある袖やスカートのひらひらとしたなびき具合が本当に見事で、太陽の光の下で流れるような躍動美を放ってくれます。今回の撮影ではあえて様々なカメラアングルや光と影の表現に挑戦し、鳥居の下での厳かな空気感から、木製の回廊でのチャーミングな掛け合いまで幅広く捉えました。5年間にわたる撮影の歩みは、私に霊夢というキャラクターへのより深い理解をもたらしてくれました。それは単なる衣装の再現にとどまらず、彼女の持つ軽やかでありながらも芯の強いオーラそのものです。和風のシチュエーション、光の色温度、そして衣装のクオリティ。すべての細部が仕上がりに影響を与えますが、今年のこの一連の東方コスプレ写真は、個人的にこれまでで最も満足のいく東方Project作品になったと感じています。