今回撮影した『アズールレーン』のチェシャーは、衣装からメイク、ヘアスタイルに至るまで、再現度を高めるためにもの凄くこだわりを詰め込みました。ウィッグはあえてあの特徴的な青緑のグラデーションカラー(青蓝渐变)に調整し、ピンクとホワイトを基調としたロリータ風のドレスに合わせました。幾重にも重なるレースとハンドメイドで縫製された立体的な薔薇の花びらが、スタイリング全体にプリンセスのような気品ある繊細さを与えつつ、チェシャー猫ならではのチャーミングでお茶目な空気感(俏皮气息)もしっかり残してくれています。
小道具に関しては、木製の折りたたみ扇子(木折扇)とそこから伸びる半透明のピンクのシフォン(粉色薄纱)を使い、撮影時にしなやかで動的ななびき感を表現しました。特に高めのスツール(高脚凳)に腰掛けたり、月球ランプ(月球灯)の傍らに寄り添ったりした時の、シフォンがハラリと垂れ下がる演出は最高のアクセントになってくれました。スタジオのセット(场景搭建)には、大きな発光する満月を主光源として配置し、広範囲に広がる造花の桜の枝と組み合わせることで、深夜の幻境のような空気感を演出しています。
カメラマン先生は終始、高輝度の柔光(柔光打亮)でお顔を明るく照らしてくれたので、お肌の透明感が引き立ち、同時に背景を暗めに落とすことで主体が綺麗に浮かび上がりました。サイド逆光(侧逆光)を浴びた白ニーソ(白丝)とレースのガーターリング(蕾丝腿环)のディテールが、美しいボディラインを優しく縁取ってくれています。この作品はメイクが決まってから撮影が終わるまで4時間以上かけて奮闘したのですが、完成した写真(成片)の中に宿るあの優しくもどこかミステリアスな幻想的スタイル(仙气感)を見れば、すべての苦労が報われたと感じます。ピンク系コスプレ(ピンク系コスプレ)は本当に乙女心を刺激してくれますし、チェシャーというキャラクターも、この軽やかで甘いビジュアルの基調に完璧にマッチしてくれました(二次元撮影)。