春の良き日に、新たな相棒である清光を携えて早桜の春の撮影へ出かけました。桜は実に美しかったものの、道中は本当に大変で、三連休の深刻な交通渋滞によりドライブは7時間以上に及びました。車内で揺られ続けて身体がバラバラになりそうで、現地に到着した頃の精神状態はまさに太字・大文字で「虫の息」といった有様でした。
しかし幸いなことに、満開の桜を目にした瞬間、気持ちは無事に救われました。今回はリラックスしたナチュラルさの中に戦闘感を漂わせた状態を収めようと試みました。私個人としては、沖田さんにはP4で見せるような心からの笑顔をずっと保っていてほしいと思っており、あのような気ままに見えてしなやかな神韻こそが、私の胸の中で最も胸を打つ彼女の姿です。今回は撮影テンポを意識的に調整し、過剰に厳粛な構図を追わず、ふとしたスナップの中に数多くの理想的な雰囲気を見出すことができました。
この衣装は実に細部に富んでおり、白の合わせ襟トップスに地模様入りの浅葱色羽織アウターを合わせ、黒のマフラー与白い太麻縄結びが加わることでレイヤー感が非常に豊かになります。ウィッグ部分は前髪を丁寧にカットし、白髪キャラクターの象徴的なループ状の髪留めを残し、ヘアスタイル全体を軽やかで凛とした印象に仕上げました。「新しいおもちゃ」であるプロップ刀与相まって、赤鞘が画面の中で素晴らしいアクセントとなり、肩に担ぐポーズでも自然に構える姿でも、颯爽とした粋な風味を大いに高めてくれます。
屋外ロケーションの空気感は抜群で、満開のピンクの桜の木々に一面の鮮やかな緑の草むらが組み合わさり、光線は柔らかく透明感に満ち、まるで明るい日本画の一コマのようでした。カメラマンさんの光影の捉え方は実に見事で、日中に花枝越しに注ぐ木漏れ日も、夜間にストロボを直打ちした際の顔のハイライトも、それぞれ異なる質感を描き出してくれました。和室セットで撮影したカットもとても気に入っており、背景の伝統的な和風木枠障子戸与暖色系ライティングが醸し出すアットホームなリラックス感が、和風少女の気質に見事にマッチしています。
撮影プロセスは終始楽しく、プロップ刀を一日中掲げて手首は確かに痛んだものの、コスプレイヤーとして愛を具現化できること自体が極めて幸福なことです。ここで根気強く指導しスナップを重ねてくださったカメラマンのMirrow先生、そしてサイドでライティングや衣装・小道具の整理をサポートしてくれた阿冬さん与小山さんのパートナー2人に心から感謝します。素晴らしい撮影にはチームワークが不可欠であり、桜の木の下で皆で甲斐甲斐しく立ち回っていた光景は、今振り返っても胸が暖かくなります。
帰宅後は連夜でレタッチ与選定作業を行い、本日ようやく蓄積された素材の整理を終えました。ロング画像のレイアウト調整は目が疲れましたが、完成カットを目にした時、渋滞で沈んでいた陰鬱な気持ちも完全に吹き飛びました。私にとってコスプレ(cosplay)とは、単にキャラクターのビジュアルを再現するだけでなく、多様なロケーションの中でキャラクターとの感情的共鳴を探求するプロセスです。早桜の中でのこの軽やかさと美しさを、この写真集を通してリアルに記録できれば幸いです。