ロック部の新入部員、参上!今回の撮影はセーラー服と伝統楽器をぶつけ合い、まったく新しい火花を散らす試みとなりました。スタイリングには濃紺のセーラー服を選び、クラシックな黄色のパイピングを効かせて本格的な校供服風の学園感を演出。ロック部のコンセプトに寄り添うため、レトロな丸眼鏡のサングラスをプラスしました。本来なら白のクルーソックスとブラウンのローファーを合わせた優等生風の装いですが、サングラスをかけて二胡を手にした途端、地下アイドルならではの反骨精神あふれる佇まいへと変貌を遂げました。
今回の主役となる小道具は二胡です。一目見て「ロックと二胡に何の関係が?」と首を傾げる方もいるかもしれません。しかし現代の中華ロックや新民楽において、二胡の音色は鳥肌が立つほどエモーショナルで、その歪みと張り詰めたテンションはエレキギターにも決して引けを取りません。ロックな熱量を際立たせるため、楽器を肩に担いだり、弓を高く天に突き上げたり、あぐらをかいて座り込んだりと、型破りなロックスピリットを全身で表現しました。ここで強くお伝えしておきたいのは、これらはあくまで視覚的なインパクトを狙った演出用のアクションであり、実際の演奏では決して真似をしないでください。綺麗な音が出ないばかりか手首や腕を痛める危険がありますので、楽器の演奏は正しい基本姿勢で行いましょう!
今回の白ホリ撮影は、まさに青春の汗を惜しみなく流す思いで挑みました。思い描いたポーズを形にするため、スタジオの床でしゃがみ、立ち上がり、跳躍し、弓を構える動作を何度も繰り返したため、消費した体力は800メートル走を全力疾走したかのようでした。熱気あふれる照明と長袖の衣装も相まって、撮り終える頃には全身汗だくになりましたが、シャッターが切られるたびにモニターへ映し出されるエネルギーに満ちた姿を見て、すべての疲れが吹き飛びました。特に床にしゃがんでスマホ自撮りをするカットや、前傾姿勢でサングラスを指先で少しずらす一瞬のスナップは、飾らないストリート感が宿っていて個人的にも大のお気に入りです。
私は躍動感のあるダイナミックなポージングが大好きで、絵描きの方々へ新鮮なポーズの作画参考として役立ててもらえればという思いも込めています。スマホを掲げて自撮りする構図や、二胡を肩に担いで前方を指差すポーズなどは、イラストの構図資料としても非常に使いやすいはずです。普段から校供服風のデザインや地下アイドルの着こなしを研究するのが好きですが、今回のクリエイティブを通じてギャップの持つ表現力への理解がさらに深まりました。二胡やスマホに加えて手前に小さな黒いストーブを配置し、不思議な空間の物語性を演出しています。
セーラー服の愛らしさを伝えるだけでなく、「新しいロックの形を自由に楽しむ」というオルタナティブなアティチュードを届けたいと考えました。皆さんに視覚的な新鮮さを感じていただければ嬉しいです。身体の疲労感とは裏腹に、表現者としての充足感に満たされた最高の撮影体験となりました。この手応えは今後の創作への豊かな糧となり、次回はさらに多彩な伝統楽器を現代の音楽スタイルと融合させ、張り詰めた緊張感のあるビジュアル表現を追求していきたいです。