第一課の最大のポイント、それは表情管理です。あの余裕たっぷりかつ小憎らしい挑発感をモノにするには、ポーズだけでなく視線や細かなニュアンスの表情作りこそが命になります。今回は真っ白なスタジオでの時雨羽衣コスプレということで、背景がシンプルな分、身体の動きや感情表現のメリハリがよりシビアに試されました。ロリ神特有の「憎らしいのに愛おしい」魅力を再現するため、いくつものバリエーションを用意して挑みました。
金髪ツインテールに白いポンポンの髪飾り、そしてダークネイビーのジャンパースカート、白シャツ、赤リボンの組み合わせは、白ホリに立つだけでも抜群の世界観を作り出してくれます。キーアイテムである赤いランドセルも、ただ大人しく背負っているだけではもったいないですよね。例えば片足で蹴り上げるようにランドセルを掲げたカットでは、あえて前傾姿勢を取り、「捕まえられるかな~?」と言わんばかりの茶目っ気と無邪気さを瞳に込めました。手元のノートとペンも良いアクセントになり、ペン先を顎に当てて考え込む仕草は、まさに「次は何をしてからかってやろうか」と企んでいる瞬間そのものです。
このメスガキテーマの撮影では、白い背景に映える赤いランドセルと濃紺のスカートのカラーコントラストが鮮烈でした。白ストッキングに赤白のフラットシューズを合わせ、立ち姿では脚の綺麗なラインを意識しつつ、軽く重心を片足に預けてポーズに動きをつけました。1枚目の、片手を額にかざして遠くを眺めつつもう片方の手を腰に当てる敬礼風のポーズは、「メスガキ」らしさを最も凝縮できたお気に入りのカットです。生意気さとツンとした可愛さが同居しています。一方で床に座り込み、ノートをぎゅっと抱きかかえて少ししょんぼりしたような、あるいは殊勝にしおらしく見せる表情を作ると、そのギャップがぐっと際立ちます。
白ホリ撮影ならではの澄んだライティングのおかげで、衣装の生地感や髪の艶やかな質感までくっきりと写し出されました。撮影中はテンションの切り替えが目まぐるしく、さっきまで元気に飛び跳ねていたかと思えば、次の瞬間には白いキューブに腰掛け、胸の前で両手を組んで伏し目がちに反省したふりをする……そんな緩急のある演技が、キャラクターの解釈を深める楽しさでもありました。
この衣装を身にまとい、グリーンのカラコンを入れると、自然とあの自由奔放でお茶目なキャラクターに引き込まれていきます。ポージングだけでなく小道具の配置にもこだわり、床に散らばったペンや定規、ステッカーが画面に生活感とストーリー性をプラスしてくれました。シャッターが切られる瞬間は常に「ギリギリ怒られないラインを攻める」絶妙なスリルを意識。シンプルな背景だからこそ、豊かなポーズと表情でキャラクターの多面的な魅力を存分に引き出すことができました。終始スムーズに撮影が進み、表情と身体のシンクロも想像以上で、とても満足のいくビジュアルに仕上がりました。