2年前、人生初の初コスプレに挑むにあたり、私は迷わず東方Projectの青白メイド服コスプレを選びました。当時、男性コスプレイヤーとしてこうしたメイド服要素のあるスカート衣装に挑むのは、胸が躍ると同時にかなりドキドキしていました。久しぶりに古い写真を引っ張り出してみると、コメント欄にある通り、当時の自分の眼差しがなんだか「目力強めで鋭い」ことに気づきました。初めてのコスプレに対する緊張や照れくささを隠そうとした結果だったのかもしれません。
当時の準備を振り返ると、今見れば細部にアラがたくさんあるものの、初めてにしては十分すぎるほど手をかけていました。銀白色のウィッグは独学でカットし、三つ編みもきれいに揃うまでかなりの時間をかけて編み込みました。衣装はオーダーメイドのテーラーに依頼したもので、濃紺のベストにはうっすらと柄が入っており、襟元の緑のリボンと宝石飾りは後から自分で付け加え、シルエットを良くするためにベルトも合わせました。手にした小道具の小さな短刀は手にしっくりくる重厚感があり、撮影全体を通しても重要なアクセントになってくれました。撮影当日はとても慌ただしく、アニメイベント会場のすぐ脇にあるスペースを見つけ、カメラマンがライトを組んですぐに撮影を開始しました。背景に写る発光する数字の「3」や横に置かれた撮影機材も、今となってはイベントの思い出を感じさせる味わい深いカットになっています。
キャラクターの持つクールな雰囲気に近づけるため、薄いブルーのカラコンを選んだのをよく覚えています。男性の骨格は直線的で女性キャラの柔らかさに完全に寄せるのが難しいため、眼差しの鋭さでそれを補おうと考えました。その結果が今回の「目力が強い」という特徴に繋がり、今振り返ると嬉しい誤算となりました。2年前の自分はカメラの向きもライティングもポーズの取り方も分からず、多くの部分を後処理に頼っていました。ウィッグの端には毛羽立ちがあり、立ち姿にもどこか硬さが残っています。しかし今見返してみると、そうした不完全さこそが、初心者コスプレイヤーだった当時の純粋な熱量と勇気をそのまま記録してくれていると感じます。
思い返せば、東方Projectというシリーズには長年寄り添ってもらいました。音楽を聴くのも、ゲームをプレイするのも、複雑な背景設定や人間関係を調べるのも、私にとっては実に楽しい時間でした。そして初めてのコスプレにこの作品のキャラクターを選んだことは、自分の「好き」に対する誠実な答え合わせでもありました。「一生東方」というフレーズは一見冗談のように聞こえますが、多くのファンが心から共感する言葉です。こうした熱意は時間とともに色褪せることなく、こうした古い写真を見返すたびに、数年前に真剣にコスプレを完成させようとしていた自分の気持ちを思い出させてくれます。今改めて写真を見ると、好きだからこそ生まれる集中力の愛おしさを感じますし、技術が未熟であっても初コスプレの作品がなぜこれほど強い感染力を持つのかが分かった気がします。
それに、たまに自分の成長を振り返るのも面白いものです。ウィッグの固定方法すら分からなかった状態から、様々なキャラクターの衣装スタイルを掴めるようになるまで。カメラの前で硬直していた状態から、自然にカメラマンとコミュニケーションが取れるようになるまで。歩んできたのは単なる1〜2年という時間だけでなく、何度も勇気を出して挑戦し体験してきたプロセスそのものです。今日のシェアはここまでになりますが、作品を披露するというよりは、自分自身のオタク界隈での足跡を記録するような気持ちです。これからも大好きな東方Projectのキャラクターたちをコスプレし続けていくでしょうし、難易度が高くても工夫して乗り越えていきたいと思います。あの初めて挑戦したときの感動は、本当にかけがえのないものだからです。画面の中で少し硬くなりながらも強い眼差しでカメラを見つめる当時の自分を見て、言葉にできない愛おしさと安心感を抱いています。これらの細部を思い出すことは、過去を振り返るだけでなく、初心を忘れないための大切なリマインダーでもあります。