ビーチの強風の中で木製の铃を掲げると、手にしたリボンとスカートの裾は一瞬にして風で真横になびくほどでした。今回、リアルな海辺の環境でこの東風谷早苗の衣装を出すのは、本当にハードコアな体験でした。
まずは衣装のディテールについて。丁寧に縫製してくださった泡面先生に感謝します。白のベースとなる衣装に、精巧で複雑な青い波模様の刺繍があしらわれ、胸元の花型ラインストーンのバックルが太陽の光を浴びてキラキラと輝いていました。広がりのあるフリル袖+青白のタッセルが、海風の中で一番元気に舞い踊っていました。メイクとスタイリングに関しては、ブルーグリーンのカラコンで少しクールな眼差しを演出し、緑色のウィッグに耳元の白いファーボールの髪飾りを合わせました。可愛らしい見た目ですが、強い日差しの下でも色が非常に鮮やかに映えました。
撮影当日の風は本当に想像を絶する強さでした。小道具の铃を持っていると、シャンシャンと鳴り止まず、木製の輪についた金の鈴とカラフルなリボンが风の中で激しく乱舞し、そのひらひらとした躍動感をスナップするためには、フォトグラファーのブラインドシャッター(勘による撮影)と私のキープ力だけが頼りでした。足元は濡れた砂浜を裸足で踏みしめていたため、海水の冷たさが波のように押し寄せ、少しでもバランスを崩すと、向かってくる波でスカートの裾が濡れてしまうという、過酷でボロボロな状態でした。
しかし、完成した写真が出来上がった時、そのリアルな環境がもたらすインパクトは、スタジオ撮影では決して代替できないものだと確信しました。鈴を掲げるカットだけでなく、金の五芒星が刺繍された白い长棒の道具も非常に神聖な雰囲気を醸し出していました。強風で小道具が折れないように、撮影中はよく風とは逆の方向に力を入れて木製の棒を抑え込んでいました。上半身のアップでは、ウィッグが砂浜の地面に広がり、太陽の光が降り注ぐ様子が、まるで自然と一体化しているかのようでした。撮影中は风のせいで目をまともに開けていられないほどでしたが、最終的に写真に切り取られたのは、穏やかに遠くを見つめる佇まいであり、これこそが二次元コスプレの醍醐味だと感じます。
爆速で仕上げてくれた茶茶TEA7125さん、本当にありがとうございました。前日に強風の中で撮影を終え、翌日には完成写真を受け取れるという、驚異的な効率の良さでした。風祝の衣装を着て風でめちゃくちゃに煽られはしましたが、確かにあの躍動感を表現することができ、今回の撮影は非常に大満足なものになりました。