【東風谷早苗 コスプレ】玉龍雪山における風祝の少女の記録 - 1 枚目

玉龍雪山に佇む風祝の少女――これは2年前、私が雲南への旅行中に撮影した東方Projectの東風谷早苗 コスプレ写真の一幕です。このような標高の極めて高い雪山の麓でアウトドア撮影(創作活動)を行うことにしたのは、キャラクター設定にある守矢神社の独特な雰囲気を表現するためだけでなく、ありのままの自然の風景を通して、このキャラクターに二次元を超越した生命感を与えたかったからです。当日は曇りがちの天気で、厚い雲が雪山の頂を半分ほど覆い隠していましたが、足元には点在する草原(草甸)と深緑の針葉樹林が広がっていました。この肌寒さと生命力が交錯する広大なシチュエーションこそ、私の心の中にある「現人神」早苗が立つべきステージそのものでした。

今回のスタイリングデザインでは、白地に青い縁取りの入った広袖のトップスと、星空をイメージしたブルーのロングスカートを選びました。ウエスト部分の金属製リベットがあしらわれた太いコルセット(腰封)と、そこから垂れ下がる青白の布テープが、本来の爽やかな衣装にどこか重厚感と力強さをプラスしています。頭上で風に吹かれて舞い散る緑のストレートロングヘアは、このスタイリングで最も象徴的な部分です。手にした青白のリボンが付いた長杖は、撮影における大きな難関の一つでした。高原の突風は予想よりも遥かに激しく、リボンが空中で美しく広がり羽ばたく姿を捉えるために、風にあおられて転倒しないよう身体のバランスを保ちながら、腕の角度や位置を何度も調整しなければませんでした。こうした苦労があったからこそ、最終的にスナップされた数枚の動的な写真は格別に尊く、衣装の裾やリボンが舞う方向が背後の風と自然に呼応しているように見えます。

撮影技術の視点から見ると、曇りの日の高原の光はポートレート撮影にとって実は非常に理想的です。強い直射日光がないため、顔に硬い影ができるのを防ぐことができ、柔らかい光が衣装の質感やシワを鮮明に捉えてくれます。遠景には見え隠れする雪山と一面の灰白色の空が広がり、主役である人物の色彩(エメラルドグリーン、純白、レイクブルー)が、このような寒色系の背景の中で美しく際立ちます。撮影の際は構図に特にこだわり、人物を中央からやや横に配置することで画面の端に偏るのを避けました。これにより、背後の雪山の景色を残しつつ、人物のダイナミックなポーズを見せるための十分なスペースを確保しています。足元の石積みは目立たないものの、どこかゴツゴツとした荒削りな質感を添えてくれ、画面全体がただ「美しい」だけでなく「リアル」さも兼ね備える仕上がりになりました。

アウトドアでのコスプレは大変だと思う方が多いかもしれませんし、実際にその通りです。玉龍雪山の麓の気温は決して高くはなく、おまけにそれほど厚手ではない衣装とスカートを身に纏い、砂利の上を何度も走り回るのですから、体力と精神力の両方が試されます。しかし、スタジオで背景布を1枚垂らすのとは違い、このリアルな環境がモたらしてくれる体験こそが、何よりも心を高揚させてくれます。肌をかすめていく風の感触、山の頂を通り過ぎていく雲の影の移り変わり、そのすべてが「今、自分は極めて現実的な世界の中でこのキャラクターを演じているのだ」と実感させてくれるのです。

2年前のこの古い写真を今になって引っ張り出してきたのも、心の中にある東方Projectへの愛がずっと変わらずにあるからです。二次設定の魅力もまさにそこにあります。制作者(レイヤー)は必ずしも公式の原作設定の細部をすべてそのままコピーする必要はなく、自分なりの解釈を加え、屋外のシチュエーションと融合させることで、キャラクターに全く新しく生命力に溢れた状態を表現させることができます。私はいつも、コスプレ作品はストーリーを語るべきだと思っています。そして、玉龍雪山と早苗は、高い山、風、そして自由をめぐる物語なのです。撮影中、特定のポーズを意図的に模倣するのではなく、自分を風祝の視点に置き換えることで、この広大な山河と対峙し、大自然の力を肌で感じようとしました。これこそが、コスプレ写真を制作する上での最も本質的な楽しさなのだと思います。

誇張されたレタッチも、華美なフィルターもありません。あるのはありのままの自分と、この景色だけです。この真摯な創作を通じて、大自然の屋外風景と東方Projectがぶつかり合うことで生まれる、もう一つの魅力を皆さんに感じていただければ幸いです。今回のシェアに大げさな言葉の装飾はありません。ただ、写真を通して当時の喜びを語り合えればと願っています。