今回皆様にシェアするのは、キサキのこの部屋着Ver.02の撮影記録です。スタジオ内に非常にシンプルなホーム風のセットを組み、このホワイト系のふんわりとした部屋着コーデと合わせることで、全体の空気感を軽やかで気ままな基調に落ち着かせました。
今回のスタイリングの準備段階において、私たちはあえてこの白い猫耳デザインのシャギー帽子を選びました。あしらわれた表情の刺繍がとても生き生きとしており、両サイドのポンポンが垂れ下がって動きに合わせて揺れてくれます。衣装のメインは白のタートルネックバックオープン(露背)ニットセーターで、編み目のテクスチャが非常にくっきりと出ており、部屋着のアンニュイな(物怠げな)雰囲気を綺麗に表現しつつ、カットアウトによる背中開きのデザインが一さじの可愛いこだわりを添えています。手首と足首のファーリング(毛絨圈)やソックスも全体のホワイト系を継承しており、セーターと合わせたときのもこもこした一体感が非常に統一されています。
撮影では様々なシチュエーションを試しました。1枚目の白い円形ステージの上に跪き、身体を支えてテレビを見ているカットは、実はこの体勢をキープするのに少し体幹(コア)の力が必要だったのですが、おかげで写し出された佇まいはとてもナチュラルになりました。個人的に一番気に入っているのは2枚目の座りポーズで、身体をわずかに後ろに傾け、手で帽子のポンポンを引っ張っています。このアングルは肢体がより伸びやかに見えるだけでなく、瞳がレンズと見つめ合う臨場感(互動感)も最も高くなります。そして3枚目の、ベージュのクッションソファ(懶人沙發)に腰掛けて頭の上に本を載せているカットは、画面の中に休日特有のぼーっとした(放空発呆)小さなお茶目さを取り入れたかったからです。後からレタッチで貼り付けた黄色いアヒルのスタンプも、日常の生活感をクスッと笑えるユーモアで高めるためにその場で思いついたアイデアです。
今回の北京スタジオ撮影における白ホリ撮影では、タートルネックセーターと白い背景の組み合わせ方に実はちょっとしたコツが必要でした。光の当たり方やメイクの処理が適切でないと、白い衣装が白い空間の中に完全に同化してしまい(糊成一片)、立体感が失われてしまうからです。そのため、メイクではベースを徹底的にクリーンで爽やかに仕上げ、アイメイクの陰影やチークの血色感を強調しました。これにより、スタジオ内の柔らかくも明暗のグラデーションが効いたライティングと同調し、人物を背景から自然に浮かび上がらせることができます。小道具の配置においては、黒い台座のレトロなテレビやダークカラーの木製テーブルを利用して視覚的な引き締めポイント(錨点)を作ることで、画面が広範囲の白に飲み込まれてしまわないよう配慮しました。机の上のSwitchや数冊の雑誌も、すべて「先生、一緒にテレビを見ない?」というあの掛け合いのシーンを強化するためにオーダーメイドしたディテールです。
華やかで複雑な戦闘服やドレスに比べると、このような日常系に特化した部屋着コーデは、実は表現力がより一層試されます。その核心は「気取らない(端着)」ことにあり、あの心地よくリラックスしたお家時間に本当に身を委ねる必要があります。撮影中、カメラマンさんがずっと私に話しかけてリードしてくれたおかげで、ポーズを微調整する際にも自然と脱力した(松弛)表情を浮かべることができました。このようなキャラクターと衣装が持つ特質のおかげで、私自身もレンズの前で緊張感を解くことができ、ただ今クッションソファに腰掛けている快適な状態をありのままに伝えれば良いのだと思えました。
今回の作品撮影は非常に楽しい挑戦となり、衣装素材の選定からスタジオ内のセットの組み立てに至るまで、日常系のキャラクターの撮影についてより深い心得を得ることができました。白ホリの持つクリーンな質感とこの部屋着コーデの組み合わせは、確かにとても優しく可愛い視覚効果を生み出してくれました。この写真集の数々を通じて、完全に警戒心を解いてお家で気ままに過ごすあの心地よい雰囲気を、皆様に感じていただければ嬉しいです。