今回の撮影は、秋のロケーションを探す突発的なロケハンから始まりました。銀杏の色づきを期待していたものの木々は青々としており、当初は少し肩を落としましたが、仕上がった写真はかえって鮮やかなコントラストの調和を生み出してくれました。秋が深まったこの時期に見返すと、より一層風情が感じられます。
衣装はオーダーメイドで仕立てたもので、赤いブレザーの落ち感やシルエット、襟の幅やボタンの位置まで原作設定に徹底して忠実に再現。適度な硬さのある黒いリボンで立体的な結び目を形作り、プリーツスカートの美しいウエストラインに黒のオーバーニーソックスを合わせることで、すらりとした脚のラインを引き立てました。木刀プロップはずっしりとした手応えがあり、構えたり肩に担いだりする際に重心を意識して自然な所作を追求。両手で木刀を突く姿や片手を腰に当てて小首をかしげる仕草で、大河らしい強気で負けず嫌いなツンデレの気迫を表現しました。木漏れ日がブロンドのウィッグに柔らかな光輪を描き、衣装の赤と芝生の緑を際立たせる色調補正で、凛とした力強さと繊細さをフィルムに焼き付けた大満足のとらドラ!コスプレ記録です。