黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 1 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 2 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 3 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 4 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 5 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 6 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 7 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 8 枚目
黒ストッキングとネオンの光 写真2年目の年間スタイル記録 - 9 枚目

ハードディスクに眠る97作の写真を見返していると、この1年間でレンズの前での表現力が本当に磨かれたと実感します。撮り始めた当初は単なるコーデの記録に過ぎませんでしたが、今年に入ってようやく写真で物語を紡ぎ出すコツが少しずつつかめてきました。

今回選んだ数枚には、今年挑戦したほぼすべてのスタイルが凝縮されています。例えばバーで撮影したメタルチェーン付きの紫ミニスカートのカットでは、店内が非常に暗く、カウンター上の暖色スポットライトしかない環境でした。そんな状況下でも肌の質感を美しく出すため、スティックLEDライトで正面の光を補いつつ、周囲の酒瓶の反射を利用して画面に奥行きを持たせました。体にフィットするタイトなデザインに加えチェーンの重みもあるため、少し大きく動くだけで衣装がズレてしまい、撮影中は常に重心の支点を探りながら肩や鎖骨のラインを美しく見せることに集中しました。

屋外でのカットはまったく異なる体験でした。百合の花を手にツタの絡まる緑の中で座っていると、木漏れ日による明暗差が非常に激しくなりました。顔が白飛びしないよう、カメラマンさんからの指示で角度を微調整し、葉の影で直射日光を遮りながら撮影を進めました。スカートの自然な落ち感を出すため、座っていた金属メッシュの痛みに耐えつつ、つま先の甲を美しく伸ばすために脚の筋肉にずっと力を入れ続けていました。青い長杖を手にしたカットはスタジオ撮影で、水墨画のタペストリーと水張りの床を背景に軽やかさを表現するため、片足立ちの姿勢を長くキープしました。パニエのカーブで視覚的なバランスを取りつつ、杖にあしらわれた花やリボンが絡まないよう常に気を配りました。

サイバーパンクと荒野の廃墟の2作品は、今年特に手応えを感じた挑戦でした。サイバーパンクの衣装はネクタイやベルトの固定が複雑で、銃口側に重心がある大ぶりのモデルガンを片手で構え続けるのは腕にかなりきました。黄色のLEDテープと寒色系のブルーライトがカーボン調バイクに反射する中、顔を際立たせるためにネオン管の光で輪郭を縁取り、全体を高コントラストなトーンで統一しました。一方、廃墟のセットでは苔が生い茂り、古いブラウン管テレビや使い古されたぬいぐるみが並び、世界観に自然と没入できました。足場が悪く重いブーツでセットを傷つけないよう中腰や正座のポーズが中心となり、所作も普段の明るさを抑えてクールで近寄りがたい雰囲気を意識しました。

この1年間で97作もの撮影を重ね、レンズの前でぎこちなく微笑むだけだった初期から、衣装の個性に合わせた視線や姿勢のコントロール、シャッター前の照明確認、環境音から感情を引き出す表現力まで身につけることができました。甘いウェディングレースから重厚なミリタリー装備に至るまで、どのキャラクターの装いもまったく異なる人生の断面を体験させてくれました。今回の作品まとめは、この1年間の少女写真としての確かな成長を振り返る大切な節目です。