今回のロケ地(外景)には海辺を選びました。波と砂浜が織りなす寒色系のトーンを使って、長離が身に纏うあの烈火のような気質を逆に引き立たせたいと考えたからです。白とピンクを基調としたお洋服と半透明のシフォン(薄纱)素材が、海風に吹かれて綺麗にひらひらと舞ってくれ、背中の開いたデザイン(镂空设计)もスタイリング全体にさらなる軽やかさを添えてくれています。あの赤い異形アームの小道具は制作にかなりの時間を費やしましたが、塗装や甲片のディテールなど設定の質感を極限まで再現しました。背後にある炎のエフェクトを纏う剣は後期(ポストプロダクション)のVFX合成によるものですが、撮影段階からあえて位置をしっかりと計算して空けておき、光の軌跡と人物のポージングが美しく連動するように調整しました。撮影はちょうど正午過ぎの太陽光が非常に強い時間帯だったため、レフ板(反光板)を使って顔に柔らかな光を補い、瞳の透明感を際立たせました。長離というキャラクター自身、非常に強い自立心と鋭さを持っているため、立ち位置や振り返る角度については何度も試行錯誤を重ね、最終的にこの斜めから振り返る(侧身回望)ポーズを選びました。ウエストのラインを綺麗に見せつつ、武器の視覚的な奥行き感も引き出すことができます。メイク(妆面)全体はあまり濃いシャドウを入れず、主にウィッグの立体的なレイヤー感と前髪のカーブによってフェイスラインを形作っています。撮影中、砂のせいでスカートの裾が汚れてしまうこともありましたが、完成した写真(成片)の中で寒色と暖色が美しく交錯するエフェクトを見たら、すべての苦労が報われたと感じました。このバージョンの長離を皆さんに気に入っていただければ嬉しいです。次回は、より複雑なシチュエーションで彼女の戦闘形態(戦闘態)の再現に挑戦してみたいと思います(コスプレ撮影)。