今回の撮影場所はステンドグラス of 窓がある室内に選びました。ガラス越しに差し込む光が、カルテジアの身にまとうブルーとホワイトのトーンと見事に調和の取れた響き合いをみせてくれました。小道具の準備に関して、この独特な造形の剣は再現の重要なポイントであり、黒と金が織りなす紋様が光の下で素晴らしい质感を放っています。2枚目の床に座ったポーズは、少し静寂な雰囲気を捉えたかったからです。キャンドルを两手で包み込んだ瞬間、本当にキャラクターの心の中へと歩み進んだような感覚を覚えました。
『鳴潮』の設定において、カルテジアのビジュアルには非常に多くの要素が盛り込まれています。ヘッドドレスやイヤリング、衣装にあしらわれた金色の紋様など、どのディテールも細心の注意を払って調整する必要がありました。この衣装を初めて手にした時、最初の印象はとにかく軽やかだということでした。しかし幾重にも重なるレイヤーに加え、アウターローブやシフォン素材の裾があるため、実際に身につけるとなるとコーディネートの技量がかなり試されます。カメラマンの先生は構図にも並々ならぬこだわりを持っており、窓辺の景色を背景として活かすことで、画面がゴチャゴチャと雑多に見えないようにしてくれました。
撮影のプロセス全体を通して、私は神聖でありながらも力強さを秘めた状態を常に模索し続けました。何と言っても、このキャラクターがゲーム内で放つオーラは唯一無二だからです。撮影時間は決して短くありませんでしたが、仕上がった作品を目にした瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。今回は、剣を構えた威厳ある姿から、うつむいてキャンドルの炎を見つめる柔らかな表情まで、多くの異なるアングルに挑戦し、キャラクターの多面的な魅力を表現しようと努めました。撮影が終わった後も、もし小道具に少しウェザリング(経年劣化)加工を施したら、よりストーリー性が深まるのではないかと考えていました。次回はぜひ試してみたいと思います。