【アーミヤ コスプレ】アークナイツ、カズデルの残陽と夕暮れ - 1 枚目
【アーミヤ コスプレ】アークナイツ、カズデルの残陽と夕暮れ - 2 枚目

11月の広州での撮影ロケ地には歩道橋を選びました。夕暮れ時の光がちょうど良く、遠くの建物やガラスの手すりが逆光の中で美しい階調を作り出していました。アーミヤ コスプレということで、うさ耳、コート、白シャツにチェック柄スカートのコーディネートを選びました。ウィッグの毛先にはグラデーションを施し、レタッチの色調補正と合わせることで、暖かな夕日と赤紫色の夕空がより自然に溶け込むように仕上げました。

撮影では主に逆光とサイド逆光を使用し、人物の輪郭を際立たせるとともに、逆光の中でストッキングと脚のラインがより美しく引き立つようにしました。第1弾の写真では立ち姿と座りポーズを試みました。立ち姿では両手で耳に触れ視線を少し横に流し、座りポーズでは手すりの縁を利用して片脚を上げ、脚長効果を出しつつ黒ストッキングの素材感を綺麗に見せました。第2弾ではアングルを変え、振り返る瞬間やコンクリートの支柱にもたれて遠くをぼんやり見つめるカットなどを撮りました。歩道橋でのリアルなロケ撮影だったため、背景に行き交う人々のシルエットやガラス手すりの注意書きステッカーが写り込み、かえって写真に都会的なリアルさを添えてくれました。

撮影当日は風が強くかなり冷え込みました。コートが風になびく躍動感を表現するため、スカートの裾やリボンが自然に揺れる瞬間を狙って何度もシャッターを切りました。後半は日没が早く光の位置が激しく変化したため、カメラマンさんがシャッタースピードや絞りを細かく調整して顔の適正露出をキープしてくれました。今回着用したストッキングは厚手タイプでしたが、保温性がありながらも写真映えは非常に滑らかで、日光の反射を受けて温かみのあるマットな質感を放ってくれました。

撮影全体で1時間余りかかり、プロポーションを綺麗に見せるローアングルのあおり構図やアイレベルでの上半身カットなど、様々なアングルを探りました。夕日を浴びたスカートのチェック柄がくっきりと浮かび上がり、黒いうさ耳の縁にも淡い赤色の光が透き通っていました。イベント写真ということもあり、人混みの合間を縫っての撮影が中心で、片隅にしゃがみ込んで望遠レンズで背景を圧縮し、遠くのビル群を引き寄せることで孤独で広大なスケール感を演出しました。実は一番気に入っているのは2組目の中央のカットで、人物が完全に中央に位置し、紫ピンク色の空をバックに片脚を上げたポーズが強い緊張感を生み、脚の美しい曲線とストッキングの質感を完璧に引き出すことができました。一つひとつのシャッターを大切にしつつ、今回のレタッチと光影表現が特別な空気感を伝えられれば幸いです。