『鳴潮』のフィービー(フィービー コスプレ)の撮影は、秋のスタジオセットのちょうど終わりの時期に滑り込みました。この衣装には細かなディテールが多く、特にセーラー襟の青白配色やスカート裾のレースフリルなど、しゃがんだり座ったりした際に裾がもたついたり型崩れしたりしないよう、オーダーメイド時にしっかりと採寸を行いました。今回はやや温かみのあるアンバー(暖黄色)のライティングを背景に選び、足元の苔や木製フェンスと合わせることで、空間全体の空気感を存分に高めました。
撮影中に面白かったのは青い鳥の小道具です。手に持ってポーズを取ると重心がブレやすく、指先や本のページに綺麗にとまらせるまでに何度も挑戦しました。手にしたヒナギクは造花を使用したため生花よりも丈夫で、長時間の撮影でもしおれる心配がありませんでした。秋のテーマに合わせて、足元には青いリボン付きの白ハイソックスと黒のローファーをコーディネートし、ふくらはぎの十字架タトゥーも事前に丁寧に描き込みました。こうした細部へのこだわりが、キャラクターの生き生きとした愛らしさを引き立ててくれます。
カメラマンさんはアングルの見極めが非常に的確で、特に脚のラインやスカートがふわりと広がる瞬間を捉える際、過度な露出感を避け、キャラクター本来の素直でおしとやかな魅力を大切に残してくれました。座りポーズのカットは折りたたみ椅子が低めだったため、美しい姿勢を保つために背筋をしっかり伸ばし続ける必要があり、かなり体力を消費しました。レタッチでは背景の雑多な要素を整理し、黄金色の落ち葉を際立たせることで被写体の輪郭をより鮮明に引き締めました。
全編を通してハードではあったものの非常に充実した撮影となり、温かな光の中で小道具を手にポーズを決める時間は、秋の終わりに鮮やかな彩りを添えてくれました。現場で息の合った連携を見せてくれたカメラマンさんのおかげで、カメラの前で自然体で過ごすことができ、フィービーの物静かな中にも少しお茶目なニュアンスを表現することができました。衣装のシワについても、大きな動きをとるたびに自分でリボンタイや袖口を整え、完成した写真に余計な粗が出ないよう徹底しました。今回の撮影体験は非常に実り多く、女性コスプレイヤーとしてこの『鳴潮』フィービーのコスプレ写真作品(コスプレ)を通じて、心温まる最高の瞬間をお届けできれば幸いです。