今回のレミエールの撮影を終えて、最も直感的に感じた身体の反応は腕の筋肉痛と、表情をキープし続けたことによる口元の強張りでした。
まず皆さんが一番目につくタピオカティーの小道具からお話しします。あの3杯のミルクティーは本物のドリンクで、タピオカが入っているためかなりの重さがありました。撮影時は自然なしぐさが求められるだけでなく、ストローをくわえた1杯でフェイスラインの一部を絶妙に隠しつつ隠しすぎないという特定のバランスが必要で、この角度を探すのに何度も試行錯誤しました。両手に1杯ずつ持ちながら腕を固まらせず肩の力を抜かないと、立ち姿全体が緊張して見えてしまいます。純白の背景に衣装も白だったため、プラスチックカップに当たる光の反射を抑える必要があり、レタッチで余分な反射光を処理しました。口に含んだタピオカティーは飲み込むこともできず、カットがかかるまで含んだままキープし、ストローを3〜4回交換してようやく理想の状態を捉えることができました。
衣装の準備について:この衣装はコルセットと編み上げストラップのデザインになっており、キャラクターの曲線美をより引き出すために撮影前にインナーコルセットを着用しました。白のチュール、レース、半透明のリボンが組み合わさった生地はとても繊細で、ほつれを防ぐためにスタイリング時は細心の注意を払いました。ウィッグはオーダーメイドでカットしたピンクのショートヘアで、小顔に見えるよう前髪やサイドの長さを微調整しました。エルフ耳の装着位置にもこだわり、角度がズレると耳ではなく角が生えているように見えてしまうため、じっくり位置を調整しました。白いロンググローブやリボン付きの白ストッキング(ニーハイソックス)は純白の背景の中で白飛びしやすかったため、カメラマンさんがレフ板を使ってコントラストを何度も調整し、脚のシャドウの質感が潰れないようにしてくれました。
撮影中の難関は、表情としぐさの連携にありました。レミエールは天使のような軽やかな外見でありながら、瞳には快活さとツンデレなニュアンスを秘めており、このギャップが非常に重要です。両手に小道具を持ち、ストローを口にくわえながら視線をカメラに集中させるのは、まさに筋肉の記憶力が試されました。撮影の合間の休憩では、長い間表情を作っていたため顔が強張り、頬をほぐしたり水を飲んだりしてリフレッシュしました。半透明のオーロラ色の羽も背中に背負うと意外と重みがあり、長時間立っていると肩が凝りましたが、凛とした姿勢を保つためカメラの前では背筋をしっかりと伸ばし続けました。
レタッチの方向性としては、全体的に低コントラストかつ高輝度の透明感を保つことを意識しました。ピンク・白・青の配色はとても癒やし系で、肌の質感を残すために過度な美肌加工は避け、スカートのレースの縁やレッグリングの形が崩れないように丁寧に仕上げました。半日以上を費やした大変な撮影でしたが、この少女キャラクターの魅力を高い完成度で表現でき、とても充実した素晴らしい体験となりました。