【レイコスプレ】廃墟を通り抜ける魂の声 - 1 枚目
【レイコスプレ】廃墟を通り抜ける魂の声 - 2 枚目
【レイコスプレ】廃墟を通り抜ける魂の声 - 3 枚目
【レイコスプレ】廃墟を通り抜ける魂の声 - 4 枚目
【レイコスプレ】廃墟を通り抜ける魂の声 - 5 枚目
【レイコスプレ】廃墟を通り抜ける魂の声 - 6 枚目

今回の撮影場所には武漢の廃工場を選びました。荒廃した終末の雰囲気がキャラクターと非常にマッチしていました。撮影当日は光の移り変わりが激しく、穴から廃墟に差し込む光の筋を捉えるため、アングル探しにかなりの時間を費やしました。

今回は似たような制服を2着用意しましたが、赤と青の配色のコントラストが、薄暗い瓦礫や錆びた鉄骨の中で非常に際立っていました。オーバーニーソックスとハイヒールの組み合わせもキャラクターのスタイルの良さを引き立てるためのもので、手に巻いた包帯と相まって、あの荒廃したどこか儚い状態により深く入り込むことができました。

撮影中、カメラマンの霉鼬(メイヨウ)さんの構図のコントロールが的確で、特に窓の隙間を利用してアングルを決めたカットは、広角レンズによる奥行き感が廃墟をより重苦しく深遠に見せてくれました。撮影中は瓦礫の山を行き来したため体力もかなり消耗しましたが、幸いパートナーとの息もぴったりでした。

5枚目の一人が座りもう一人が立つポーズでは、椅子の高低差を利用して視線をうまく誘導し、彼女が見下ろし私が椅子の端に足をかけるという、お互いを探り合い寄り添い合う感覚が、この写真セットで表現したかった物語性にぴったり合致しました。

この写真セット全体のレタッチは過度な加工を行わず、廃墟の粒子感とリアルな光と影を残しました。この冷ややかで退廃的な質感を保つため、モデルの肌にも暖色系の色温度を極力抑え、青白の制服がより透明感を持って引き立つようにしました。

このようなポストアポカリプス風の二次元コスプレの撮影は非常にやりがいがあります。複雑な背景に人物が埋もれてしまわないようにしつつ、環境自体の持つ物語性を融合させなければならないからです。撮影中にはスカートの裾が釘に引っかかったり、靴底で崩れかけた瓦礫を踏んだりするちょっとしたアクシデントもありましたが、こうした細部がかえって写真にリアルで無骨な質感を加えてくれました。

全員が全力を尽くし、撮影プロセスもとても楽しいものでした。この写真セットは、あの特別な環境の中で私たちが表現した、キャラクターと作品に対する独自の解釈を記録したものです。