【立華かなで コスプレ】Angel Beats!、雲の上で織りなす無言の夢 - 1 枚目

今回の立華かなで コスプレは準備から撮影までかなりの工夫を凝らしました。特にあの翼と流れるようなロングドレス(薄絹)です。撮影当日はとても風が強く、最初は仕上がりに影響するのではないかと心配していましたが、思いがけず風がドレスの裾や髪の毛に自然な躍動感を与えてくれ、かえって天使が舞い降りてくるような軽やかさに拍車をかけてくれました。

メイクとスタイリングに関して、今回は立華かなで自体が感情を表に出さない清らかなキャラクターであるため、アイシャドウとリップの色味をあえて控えめにし、透明感のあるベースメイクと柔らかい輪郭を強調しました。ウィッグは薄いシルバーパープルを選び、風で目が完全に隠れないよう前髪の長さを調整しつつ、しなやかな落ち感をキープしました。ハンドメイドの羽毛の翼は、羽のふんわり感と立体感を保つために内部に軽量フレームを使用。脱着は少々大変ですが、撮影すると本当に重厚感が出ます。

撮影場所は海辺の岩場(礁石)を選びました。青と白が混ざり合う空とダークトーンの岩が素晴らしい色彩のコントラストを生み出し、空の撮影において絶好のロケーションとなりました。岩の端に斜めに座り、素足を浮かせ、両手で黄金色の花束を優しく抱えるポージングにしました。この花束は小道具チームが急遽用意してくれたものですが、黄色が冷色調の画面の中で視点(フォーカス)を惹き立て、原作特有のささやかな温もりとも調和してくれます。

撮影面では大口径レンズの逆光撮影を採用し、頭上の雲から柔らかい光暈が漏れ出るように表現しました。同時にストロボで顔やドレスの陰影を明るく補正し、広範囲の白飛びを防いでいます。後処理(レタッチ)では舞い落ちる羽毛のリアル感を残すことに重点を置き、過度な加工を避けて、作為的なポージングではなく一瞬をキャプチャしたような自然さを重視しました。実のところ、コスプレ撮影で最も難しいのは衣装の豪華さではなく、いかに自分自身をそのキャラクターの「オーラ」に溶け込ませるかです。静かに座っているだけでも、眼差しや体の脱力感を何度も微調整する必要があります。今回は2時間ほど撮影し、風の中での一連の姿だけで十数回試行錯誤を重ねました。最終的に選んだこの一枚は、ちょうど風が最も強く、髪が一番乱れていたものの、表情が最も自然に捉えられた瞬間でした。

天使をテーマにした撮影を行うと、よく「空霊(幻想的)」や「神聖」と言われますが、立華かなでの魅力はむしろ「無言の強がりと優しさ」にあると感じています。彼女には多くの言葉は必要なく、ただそこに佇むだけで存在感を感じさせてくれます。そのため撮影中は大げさな表情をできる限り控え、目を閉じて風と太陽の光を感じ、シャッターにその瞬間の状態を委ねるようにしました。

この写真から、静けさと確かな強さが伝われば幸いです。ウィッグから靴までスタイリング全体を自分自身で組み上げました。工程は大変でしたが、仕上がりを見ると報われたと感じます。もしご興味があれば、後日、羽毛の翼の制作法や白いワンピース コスプレにおけるシフォン生地選びの小ワザなどもシェアできればと思います。小道具の質感がコスプレ写真のクオリティの上限を決めると言っても過言ではないからです。