今日公園で撮影していたところ、子どもたちに囲まれて「ナタクだ!」と叫ばれました。一瞬驚きましたが、お団子のツーニエン(二つ結び)とこの衣装の組み合わせなら、そう連想してしまうのも無理はないかもしれません。実際には『カードキャプターさくら』の李苺鈴のコスプレで、桜の季節の雰囲気に合わせ、定番の黒いセーラー服と白のプリーツスカートを選びました。
衣装のディテールに関しては、黒いトップスの襟元や袖口にある赤白のライン、左腕の羽のエンブレムなど、できる限り忠実な再現を追求しました。ウィッグはお団子ヘアに結い上げて水色のリボンをあしらい、赤いカラコンを装着することで、苺鈴らしい素直でちょっぴりツンデレな表情を引き出しました。画面の情報量を増やすため、透明ビニール傘、模造刀、そしてお札を用意し、仕上げに金色の魔法陣エフェクトを加えてファンタジックな世界観に仕立てています。
撮影はとても楽しい時間でした。桜が満開の公園は人出が多く、アングルを確保するために岩場や足場の悪い場所を踏みしめながらの撮影となりました。白ストッキングに厚底靴の組み合わせは身動きが取りづらく、つま先立ちや中腰を繰り返すうちに、木の枝で白ストッキングが破れそうになる場面もありました。透明傘は強い日差しで反射しやすいため、光の加減を見ながら角度を何度も調整。赤い房飾りのついた剣を振るう瞬間は、躍動感のあるダイナミックな構図に仕上がりました。道行く人が足を止めて見てくれたり、記念撮影を頼まれたりして、少し照れくささはあったものの心から嬉しかったです。
『CCさくら』はずっと大好きな宝物のような作品で、どのキャラクターも魅力的ですが、李苺鈴は私にとって幼少期からの憧れの存在です。公園の桜を背景に、セーラー服と魔法少女の要素を掛け合わせた今回の挑戦はとても有意義でした。ナタクとの共通点を楽しんでくれる声も多く、それもまた面白い発見です。好きなキャラクターを現実の世界に連れ出し、みんなとその楽しさを分かち合うことこそがコスプレの醍醐味であり、流行や数字を気にする必要はないと感じています。
桜の季節の終わりは本当にあっという間です。花びらが舞い散る刹那に、大好きな気持ちをレンズを通して残せただけで胸がいっぱいです。この写真を見てくれた方が、春の訪れとともに二次元の持つ生き生きとしたエネルギーを感じてくれたら嬉しいです。