今回撮影したのは『原神』のリンネア。衣装のディテールが非常に多く、赤・白・黒を切り替えたメインドレスの胸元には淡いブルーの幾何学ネクタイを合わせ、袖口の金糸パイピングが入った立体アームガードには硬質芯地を入れて撮影中の美しいハリ感をキープしました。ウィッグは肌馴染みの良いピンクオレンジを選定し、パッツン前髪にカット。黒赤のアニマルイヤーカチューシャと淡い水色の翼飾り、そしてシャープなエルフ耳プロップを装着することで、極めて完成度の高いキャラクタービジュアルを構築しました。
ロケ地にはピンクと白の花々が咲き乱れ、人工芝と小石が敷き詰められたウッディな室内コテージを選定。白いレースカーテン越しに差し込む柔らかな光の下、砂利敷きの木製ステージに腰掛けて靴下を整える仕草を撮影。片足のソックスとメリージェーンを脱いで素足を覗かせ、リラックスしたポージングを展開しました。さらに木製ベッドの上であぐらをかいたり脚を重ね、幾何学模様の魔導書プロップを手にするカットでは、背筋を伸ばし肩の力を抜いて綺麗な上半身のラインを意識。幅広のフレアスリーブが重く見えないよう、指先を合わせたり頬に手を添える動きで袖のドレープに美しい立体感を持たせました。
クールな原作設定に対して私の顔立ちが丸顔で甘めなため、アイラインを切れ長に引き、笑みを抑えて静謐なオーラを表現。座り姿勢で生じやすいスカートのシワは携帯スチーマーでこまめにケアしました。過度な肌補正を避けてリアルな質感と花々の幻想的なトーンを調和させた、至高の原神・花畑での写真記録となりました。