自作の巨大な月ライトを持って会場でイベント写真を撮るのは確かに体力勝負でしたが、それ以上に素晴らしい写真映えとなりました。7月19日の北京IDOアニメ展で、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイのコスプレを披露しました。キャラクター特有の静けさと透明感を表現するため、衣装のディテールには白い包帯とピュアホワイトのベアトップミニドレスを選び、背中には大きな白い羽の翼を合わせました。写真の雰囲気をより高めるため、カメラマンさんと事前にあの巨大な発光円盤の小道具を準備しました。イベント会場は光が乱れやすく人も多いため、自ら光源をコントロールしなければ背景が散らかりがちです。そこで、この巨大な円盤を逆光のメイン光源として活用し、背後の強い光で周囲を暗く落とし、フロアの反射と組み合わせることで、薄暗い空間で巨大な光に包まれる孤独感を演出しました。撮影時は、イベントでよくある活発なポージングをあえて避けました。綾波レイの内向的な性格設定に合わせ、写真全体を静かな座りポーズや立ち姿を中心に構成しています。1枚目は黒い椅子に座り、手元の黒い鳥を見つめるカットで、白黒のコントラストによって深みをプラスしました。2枚目は床にあぐらで座りカメラをまっすぐ見つめる構図で、床面の大きな反射を活かして画面の広がりを引き出しています。立ちポーズの写真は、この衣装のデザインをより綺麗に見せるためのものです。翼や月の機材を抱えての移動は人混みでぶつかりやすく、背景の写り込みを避けるのも大変だったため、撮影枚数自体は多くありませんでしたが、このような純白で透明感あふれるイベント写真に仕上げることができ、事前の苦労が報われたと感じています。写真の透明感を保つため、カメラマンさんは二次元撮影のライティングに非常に工夫を凝らしてくれました。純白の衣装や羽は逆光で白飛びしやすいため、何度も光量を微調整しました。撮影中もキャラクターの神髄を損なわないよう意識し、完全に没入した状態で1枚1枚を仕上げました。このシンプルで純粋なビジュアルの魅力が写真を通して伝われば幸いです。手作りの小道具で思い描いた光と影の世界を創り出す、最高に楽しいイベント体験となりました。