まずは我慢できなくてスマホで2枚レタッチしちゃいました.jpg
この衣装のデザインは非常にレイヤーが豊かで、ディープネイビーのオーバースカートにゴールドのラインとチェーンの装飾があしらわれ、さらに白のフリルペチコートを重ねることで、視覚的なフォーカスがとても明確になっています。ヘッドドレスの青いリボンと2つの黄色い鈴が、全体のスタイリングに軽やかな躍動感をプラスしています。
今回の撮影場所はお台場の公園と水辺の境目を選びました。写真に写っている白い吊り橋は象徴的な背景で、広大な水面と高くそびえる橋の塔が素晴らしい空間的な奥行きを生み出しています。衣装のディテールや全体の雰囲気をできるだけ再現したかったため、あえて曇りの日を選んで撮影を行いました。このような自然な拡散光のメリットは、光が非常に柔らかく、画面の中に眩しい強光や真っ黒な影が出ないことです。
撮影プロセスは実は結構体力を消耗しました。この衣装はシルエットが綺麗ですが、スカートにボリュームがあるため、移動時に周りのものに引っかかりやすいんです。特に2枚目の写真のように石造りの岸辺に座る時は、重心を調整してエレガントな座り方を維持しつつ、白いニーハイソックスやフリルを汚さないようにしなければなりませんでした。4枚目の木製ベンチは、リラックスした状態にぴったりなスポットだと感じました。木陰の下で撮影した画面には、どこか静かな空気感が漂っています。
今回はスマホで簡単に2枚レタッチしてみましたが、主に露出とハイライトを調整し、濃い色の生地部分の質感を出しつつ、白チュールのレイヤー感を損なわないようにしました。キャラクター自身の日常設定はブルーグレー系のヘアカラーですが、この低彩度なカラーの組み合わせは日常の光の下で非常にクリーンで爽やかに見えます。また、この衣装の襟元はデザイン性が高いですが、撮影時はしっかりと体型をコントロールしたため、設定の気品を残しつつ、ロケ環境の自然な雰囲気にも馴染む仕上がりになりました。
実際、お台場コスプレロケをしていると、通行人から好奇の目を向けられることがよくあります。でも、撮影の状態に没頭し、周りの公園やベンチ、遠くの橋とどのようにアプローチするかに集中すれば、撮れるカットはとても生き生きとして自然なものになります。1枚目や3枚目のように、何気なくスカートを掴むポーズも、実はその場のノリでやったものです。
白い厚底靴、ニーハイソックス、アームカバーなど、トータルコーディネートの随所にこだわりのアイテムが詰まっています。完成した写真の色彩の統一感にはとても満足していて、ディープブルー、ピュアホワイト、長年のゴールドのアクセントが、曇り空の緑の木々や水面に映えて、より一層上質な質感に見えます。
最後にこれらの原版を見返して、屋外の光は日本の二次元撮影において本当に最高のフィルターだと感じました。アングルと光さえ見つければ、スマホの直出し写真でも素晴らしい雰囲気が出せます。我慢できずに、今回の撮影の気分と記録を真っ先に皆さんとシェアしたくなりました。日常の記録の一部として残しておきます。