今回のシトラリのパジャマ衣装はずっと手元で温めていたもので、今回ようやくスタジオ撮影でお披露目することができました。メイクではキャラクターが持つ神秘性を表現するため目元に紫の幾何学ペイントをあしらい、淡いブルーのカラコンを装着。ウィッグをふんわりとセットし、頭頂部に紫のフリルとドット柄が施された白いアイマスク風のヘッドドレスを乗せると、一気に二次元の世界観が立ち現れました。
衣装のディテールは本当に豊富です。トップスはアシンメトリーなカッティングで、白いフリル、華奢なゴールドのストラップ、そして青い宝石があしらわれた濃紺の大きなリボンが目を引きます。腕には青紫のグラデーションの指ぬきグローブをはめ、アームカバーにも緻密な幾何学模様が刻まれています。ボトムスには紫のレースフリルがついた白いレッグカバーを合わせ、足元もピンクのクロスや菱形があしらわれた厚底シューズを厳選しました。気だるげなおうち時間を演出するため、カメラマンさんの提案で大きな白い抱き枕に身を預け、ブルーの大胆な幾何学模様がプリントされた布を敷き、ピンクから紫へと移ろうグラデーションペーパーの前で撮影したことで、一瞬にして最高のリラックス空間が完成しました。
スタジオのライティングはとても優しく包み込むような光でした。最初のポーズでは抱き枕の上にうつ伏せになり、目を閉じて頬の横に手を添え、靴を脱いで両足を後ろへふわりと跳ね上げました。最近は1日3時間睡眠の徹夜マシンと化していたこともあり、目を閉じるカットではシャッター音をBGMに本当にうとうとと仮眠を取っていました。カメラマンさんから「寝ているエモートを足すと面白そうだね」と言われた通り、かすかに開いた唇も相まって本当に熟睡しているかのような一枚に仕上がりました。
2枚目の座りポーズでは、半分だけ目を開けたアンニュイな表情を選びました。片脚を曲げ、もう片方の脚を前へと伸ばして甲をピンと伸ばし、片手で頭を支えつつもう片方の手を抱き枕に預けて、気だるく微睡むような眼差しをカメラに向けました。脚のラインを美しく魅せるため、レッグカバーと脚の角度を何度も微調整し、足首に程よく力を込めて美しいカーブを作りました。脱ぎ捨てられた靴をそのまま脇に転がしておくことで、肩の力の抜けたリアルな日常感を添えています。
撮影中は強い眠気との戦いでしたが、仕上がった写真を見た瞬間に夜更かしの苦労もすべて報われたと感じました。パジャマ姿のキャラクターが放つ脱力感を表現するには、大げさなアクションは必要なく、普段の「ベッドから起きたくない、ずっと潜っていたい」という素直な気持ちを少しだけ誇張するだけで十分でした。派手なエフェクトに頼ることなく、柔らかな光と空間の雰囲気だけで作り上げた作品です。今回のシェアはここまで。撮影も無事に終わったので、これからおうちに帰ってぐっすり眠ろうと思います。