本日の上海任天堂オンリー(上海任天堂Only)の会場はものすごい熱気に包まれていました。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のゼルダのコスプレは、企画から実際に袖を通すまでたくさんの情熱を注ぎ込んだスタイリングです。作中の質感を忠実に再現するため、衣装にあしらわれた金色の金属パーツやクリスタルビーズの連なりは、自らクラフトボンドとワイヤーを使ってビスチェドレスに一つひとつ固定しました。会場の照明を受けると黄色やグレーのクリスタルが美しく輝く反面、混雑した人混みの中で外れたりズレたりしやすいのが難点でした。歩行中の衣装のずり落ちを防ぐため、内側に滑り止めテープを縫い込み、透明ストラップと安全ピンで二重に固定。撮影時にストラップが見え隠れすることはあるものの、着崩れ防止と安全性を最優先に考慮しました。この装いに合わせ、ベースメイクは透明感のある色白肌に仕上げ、グリーンのカラコンとつけまつげを際立たせつつ、目の下に白い涙型のスパンコールをあしらってエルフ耳メイクにふさわしい幻想的な透明感をプラスしました。
ウィッグのスタイリングでは、前髪の編み込みと髪飾りの位置をミリ単位で何度も調整しました。『ティアーズ オブ ザ キングダム』のゼルダのショートヘアはレイヤーがしっかり入っているため、前髪を切り揃え、ワックスでサイドの毛束に柔らかなニュアンスを揉み込みました。エルフ耳の小道具はスキンワックスと特殊メイク用接着剤で耳の輪郭に貼り付け、フチを肌色と綺麗にブレンド。緑のカラコンと目元の涙メイクが合わさり、ゲームの設定に限りなく近い佇まいを追求しました。特殊接着剤を長時間つけていると耳周りが蒸れてきますが、全体の完成度を高めるためなら心地よい緊張感として耐えられます。
会場内を散策しながら、たくさんの美しいファンメイドグッズを購入し、素敵な無配(ノベルティ)を交換することができました。参加者の皆様がこの任天堂オンリーに向けて注ぎ込んだ創作レベルの高さには圧倒されるばかりでした。他のプレイヤーさんと無配を交換する際、多くの方がこのゼルダの衣装に気づいて声をかけてくださり、作中のシナリオやハイラルの大地をこの衣装で駆け回る際の物理演算の挙動について熱く語り合いました。コスプレイヤーとして、ゲームの中のキャラクターを現実の展示空間へと連れ出し、同じ熱量を持つファンと心を通わせ合える瞬間は、何物にも代えがたい達成感があります。館内の照明は一長一短で、頭上からのトップライトが目元や鼻の下に影を落としやすいため、カメラマンさんがベストなアングルを探したりレフ板で光を補ったりしてくれました。人通りの激しい通路を避けるため、背景が比較的すっきりした鮮やかな看板の近くを選び、背景のビビッドな色彩で生成り色とグリーンの衣装生地を引き立てました。
イベント会場の複雑な光環境下で顔の影が重くならないよう、ファンデーションは普段よりワントーン明るい色を選び、頬骨や鼻先にハイライトを効かせました。移動中も人混みでウィッグが乱れないよう、定期的にレストスペースへ足を運んでは携帯用キープスプレーで毛流れを整え、あぶらとり紙でテカリを抑えてカメラの前でのベストな状態を維持しました。一日を終える頃にはビスチェで肩に赤みが残り、高いヒールで足裏がジンジンと痛んでいたものの、カメラのプレビューに写る仕上がりの良さと手元に集まったたくさんの温かい無配を眺めていると、身体の疲れが心地よくほどけていくのを感じました。こうしたオフラインイベントならではの温もりあふれる交流は、ネット上では決して得られない特別な体験です。無配のやり取りの際も、手元の金属パーツが相手のバッグやグッズを傷つけないよう気を配り、自身の小道具も大切に守りながら過ごしました。来場者の皆様がマナーを守り、撮影や整列時にも心地よい距離感を保っていたおかげで、終始快適にイベントを満喫できました。この週末に大好きなゲームへの愛を分かち合い、お互いの想いを交換し合えたことこそが、イベント写真に刻まれた最大の宝物です。