ただいま正式にスタンバイ完了、本日の私の配置場所はこちらの手作り工房エリアです!今回は日野森志歩を担当しており、この一式を準備するまでにかなりの時間を注ぎ込みました。
まずはウィッグについて。白銀のショートヘアは一見シンプルに見えますが、ふんわり感を保ちつつ散らかりすぎない絶妙なレイヤーを出すため、カットとセットに約2時間を費やしました。ヘアワックスとキープスプレーを使い、毛先に自然な軽やかさを出しつつ、額にかかる前髪の位置もミリ単位で調整して、重すぎず乱れすぎない仕上がりを目指しました。
メイク面では、淡いグリーンのカラコンに合わせてアイシャドウはナチュラルなアースカラー系をセレクト。目尻のアイラインをわずかに跳ね上げて、キャラクターの凛とした目元を再現できるように意識しました。イベント会場内は熱気がこもりやすく厚塗りだと崩れやすいため、ベースメイクは薄づきにし、フィックスミストとフェイスパウダーでしっかり定着させています。衣装に関しては、黒の切り替えとグリーンのパイピングがあしらわれたグレーのブレザーが綺麗なシルエットを保ってくれます。インナーの白シャツに合わせる赤白の斜めストライプ柄ネクタイは、曲がってしまうと引き締まらなくなるため、結び目まで丁寧に整えました。手に持っているキャラクターモチーフの小さな丸いプレートプロップも、今回持参した交流用のこだわりアイテムです。
本日は魔都カオオンリーの上海PJSKオンリーにやってきましたが、会場の人出は本当にすごいです。手作り工房のスペースは比較的見つけやすい場所にあります。私にとってコスプレとは、単に衣装を着て写真を撮ることだけではなく、イベントの場で皆さんと交流するプロセスそのものが一番の醍醐味です。今日もたくさんのファンの方が通りかかり、足を止めてキャラクターに気づいてくれたり、「衣装の細部の再現度が素晴らしいですね」と声をかけてくれたり、ツーショット撮影(集郵)を求めてくれたりしました。同じ作品が好きな仲間同士が集まっているからこそ、そうした交流には喜んで応じています。
半日立ちっぱなしでいると正直足の裏が痛くなってきますし、革靴を履いたままで会場内の温度も高いため、こまめにメイク直しをしたりウィッグを整えたりする必要がありました。ですが、皆さんが声をかけてくれると、そんな疲れも一瞬で吹き飛んでしまいます。少し首を傾げたり手作り工房の小道具を手に持ったりして、キャラクターの雰囲気を保ちながらカメラマンさんの要望に合わせて撮影に応じました。こちらのブースは企画も充実していて、時折訪れるお客様に声をかけたり、簡単なミニゲームに参加したりもしています。
即売会イベントは毎回体力が勝負ですが、かけがえのない大切な集まりでもあります。過剰に作り込んだ演出を狙うのではなく、ブースの前に自然体で立ち、通りかかる方々とお話ししながら、ウィッグのセット方法やネクタイを綺麗に結ぶコツといった準備のこだわりを分かち合う時間がとても心地よいです。一番派手な衣装ではないかもしれませんが、どのディテールも自分なりに試行錯誤を重ねて仕上げました。
今日会場を歩き疲れたら、ぜひ手作り工房エリアに立ち寄って気軽におしゃべりしていってください。ここにいますので、日野森志歩のストーリーについて語り合いたい方も、ただ一言挨拶したい方も大歓迎です。来場された皆さんが心から楽しめますように、そしてこの手作り工房で素敵な交流のひとときを過ごせますように!