【東雲絵名コスプレ】プロジェクトセカイ、アトリエでの静かな時間 - 1 枚目
【東雲絵名コスプレ】プロジェクトセカイ、アトリエでの静かな時間 - 2 枚目
【東雲絵名コスプレ】プロジェクトセカイ、アトリエでの静かな時間 - 3 枚目
【東雲絵名コスプレ】プロジェクトセカイ、アトリエでの静かな時間 - 4 枚目

昨年2月に撮影したこの東雲絵名、1年経ってようやく時間ができ、写真を引っ張り出してきて細かくレタッチし直しました。パソコンの中にはまだたくさんの未編集データが眠っていますが、この4枚が現在仕上げた完成品です。レタッチ前の写真を見るたびに、撮影当日の気温や現場の雰囲気が鮮明に思い出されます。
自宅で絵を描く彼女の日常感を再現するために、木製イーゼルと写生用のパレットを用意しました。衣装は、軽やかなチュールとひらひらとしたカッティングのものをチョイス。ピンクのゆるふわウェーブのウィッグにカチューシャ、そして首元の白いチョーカーを合わせることで、視覚的に全体が引き締まり、より生き生きとした印象になります。撮影時の光はとても柔らかく、スタジオに飾られたピンクのフラワーアレンジメントと相まって、紗窓越しに差し込むかすかな光がアトリエの片隅に降り注いでいるかのような雰囲気を演出できました。
実は後加工の色調整において、キャラクターの肌のトーンと寒色系のドレスのバランスをどう取るか、ずっと悩んでいました。私は低彩度のカラーブロックを使って、衣装にある蝶の羽や葉脈のディテールを際立たせつつ、質感を強調するアプローチを取りました。このようなキャラクターを撮影する際、最も重要なのはその「没頭」している状態を捉えることです。過度に誇張された表情は必要なく、真剣な眼差しや細かな仕草のほうが、彼女が今まさに創作している、あるいは思考に耽っているという雰囲気をより上手く伝えることができます。
自分の先延ばし癖のせいで、この写真の一連のレタッチが今になってようやく少しずつ終わりました。ですが、写真を整理するプロセス自体も一種の楽しみであり、当日の撮影での一コマ一コマの光と影を再体験することができました。私はこのように、焦らずじっくりとディテールにこだわる撮影プロセスを記録するのが好きです。衣装の細部も大切ですが、全体の雰囲気をどう作り出すかは、事前の準備にかかっています。
衣服の柄や髪飾りの処理については、公式設定にしっかりと合わせるよう自分に課しました。また、小道具の活用に関しては、写真の中の画板は単なる飾りではなく、構図やキャラクターとのポージングの掛け合いのためのツールとして使っています。この写真に込められた静かで、そして真剣な力を、皆さんにも感じていただけたら嬉しいです。これこそがコスプレの魅力なのかもしれません。ほんのひととき、キャラクターになりきり、彼女の世界へと足を踏み入れることができるのですから。