【セイバーコス】FGOブリテンの大食い王によるスターガージー・パイのネタ作り - 1 枚目

ブリテンの大食い王として、今回お届けするのは自作のスターガージー・パイです。

今回の撮影テーマはFate/Grand Orderのセイバーで、カルデアのフードフェスティバルに合わせた悪ふざけ企画です。「大食い王」の愛称はファンの間でも有名なので、魚の頭が外を向いたこの伝説の暗黒料理をわざわざ用意しました。

この小道具の制作はなかなか大変で、何匹ものイミテーションの魚を探してきました。最初は本物の魚を使おうとしたのですが、生臭さが強烈すぎて撮影スタジオに入ることすらできなくなるため、すべて模型に切り替えました。パイ生地に穴を開けて魚の頭を一つずつ差し込んで固定し、仕上げに油を塗って焼き上がりのツヤ感を再現したところ、非常にリアルな仕上がりになりました。

衣装面では、青と白の甲冑は重厚感たっぷりで、襟元の白いファーもボリュームがあり暖かかったものの、実際に着るとかなりの重量でした。特に胸元と肩の金属パーツは、ポーズを取る際に塗装が剥げないよう注意しつつ、金属の反射位置を常に意識する必要があり、カメラマンさんが甲冑の光沢を引き立てるために照明位置を細かく調整してくれました。ウィッグは特注の金髪ウィッグを使用し、定番のお団子ヘアに象徴的なアホ毛と髪飾りをセットして、一本一本の毛流れまで丁寧に整えました。

撮影中は表情のキープが一番の試練でした。小道具があまりにもシュールで面白く、鍋を掲げて魚の頭を見つめるたびに思わず吹き出しそうになりました。しかし設定上は生真面目な騎士なので、画面の中では真顔を崩さずパイをじっと見つめ、厳格さとシュールさが同居した愛らしい表情を作る必要がありました。

背景に漂う金色の光の粒は、魔法のような雰囲気を演出するために後処理で加えたものです。ブルーを基調とした衣装の色合いと相まって、戦闘英霊ならではの威厳を保ちつつ、手にしたスターガージー・パイとの強烈なビジュアルギャップを生み出しています。

これこそがコスプレの大きな醍醐味です。キャラクターのかっこいい姿を再現するだけでなく、公式のネタや性格のツッコミどころも素晴らしい創作の題材になります。衣装や小道具の準備には多くの手間がかかり、特にこのポーズのために重い鍋を持ち上げて様々なアングルから撮り続けたため腕がパンパンになりましたが、真面目な顔でとんでもない料理を差し出すというドラマチックなインパクトを表現でき、仕上がりには大満足です。

甲冑の銀色部分はこまめに磨き、ファーの襟も乱れないよう撮影の合間に整え、スタイリストさんが1時間以上かけてセットしてくれたウィッグのおかげで、準備の過程も含めて充実した忘れられない撮影になりました。鍋を持つポーズは小道具が詰まっていて重かったため、手が震えてしまわないよう途中で何度も休憩を挟みました。魚の頭の位置を直してくれた仲間や、画面の余計なものをレタッチで綺麗にして完成度を高めてくれた担当者にも感謝です。細部までこだわり抜き、普段とは違うシチュエーションでのキャラクターの姿を映像表現として再現できた今回のフードフェスティバルのネタ作りは、とても特別な体験になりました。