今回は主に『原神』のコロンビーナのアイマスクをトレーシングペーパーで手作りしたプロセスと、ウィッグを合わせた最終的な着用感についてシェアします。
まずは図面について。最終的なサイズが顔にぴったりフィットするよう、最初はA4用紙に手描きでラフを描きました。図面のサイズは横26cm×縦9cmで、何度も自分の顔に当てて微調整した末に決定したものです。ただ、仮面全体の透かし彫り(格子)デザインが少し複雑なため、具体的な数値だけではクラフト好きの同好の方や作ってみたい方に伝わりにくいかと思い、図面のラフも画像の中に載せて直感的に参考にできるようにしました。ご自身で復刻される場合は、A4サイズでそのまま印刷するのが一番手軽でおすすめです。
素材に関しては、様々なものを試した結果、トレーシングペーパーが一番適していると感じました。適度な透光性がありつつもクシャクシャにならず、格子の形状をしっかりと保持してくれます。しかし、トレーシングペーパーにも難点があり、カットする際に裂けやすいことです。特に今回のダイヤ柄の透かし彫りは、非常に繊細で根気の要る作業でした。デザインナイフと小さなハサミを手に長時間を費やし、ダイヤ型の空洞をひとつひとつ丁寧にくり抜いていきました。カットし終えて顔に装着した時、フィット感は想像以上に素晴らしく、目元がうっすらと透ける独特の遮蔽感が一瞬で再現できました。
最初の数枚写真は、仮面を切り終えた直後に自宅でそのまま撮ったものです。完全なすっぴんでウィッグも着用しておらず、純粋にこの形状が顔に合うかどうかテストしたかっただけでした。マスクで目元が覆われた雰囲気が自分なりに面白かったので、少し恥ずかしいですが製作記録として掲載しました。少しキャラ崩れに見えるかもしれませんが、制作プロセスの記録として温かい目で見ていただければ幸いです。
その後、ウィッグと全体スタイリングを補完したのが2枚目の写真です。ウィッグを被ると一気にキャラクターの雰囲気が立ち上がり、特に両サイドのピンクのインナーカラーと頭頂部の羽飾りが、トレーシングペーパーの仮面と非常に調和していました。今回はこの小道具を作るために試行錯誤を重ね、作図から裁断、試着に至るまで、すべてのステップでキャラクターの雰囲気に近づけるよう全力を尽くしました。
実際のところ、コスプレ道具自作のプロセスは試行錯誤の連続であり、特別な高精度テクニックというよりは時間と忍耐の勝負です。今日こうして手作りの完成品の効果をシェアしたのも、キャラクターを再現するために注いだ努力を記録しておきたかったからです。自分で作成した仮面を顔に当てて納得のいく写真が撮れた瞬間、トレーシングペーパーを切りすぎて目がかすむほどの疲労感も一気に吹き飛び、報われたと感じました。