『NARAKA: BLADEPOINT』藍夢の写真がようやくすべて仕上がりました。本日はこの竹林写真ロケの撮影プロセスと舞台裏のこだわりをお届けします。今回は『NARAKA: BLADEPOINT』の藍夢を担当し、全体を王道の中国風コスプレ・武侠テイストでまとめました。
衣装について:メインカラーは青緑と純白で、アウターには半透明の薄手シフォンを用いた広袖の羽織をセレクト。表面には金色の地模様と縁取りが施されています。インナーには深みのある青緑のミニスカートを合わせ、足元には履き口に青いリボン紐をあしらった白のオーバーニー風レッグウォーマー(ストッキング)を着用しました。画面の質感を保つため事前に丁寧なスチームがけを行いましたが、透け感のあるシフォン素材はシワになりやすいため細心の注意を払いました。
ヘアメイクについて:ウィッグは黒髪ロングをベースに、頭頂部の両サイドに対称のお団子を作り、三つ編みを編み込みました。キャラクターの特徴を再現するため、毛先やリボンにも青緑の差し色を加えています。メイクは清潔感のあるベース作りにこだわり、アイメイクには衣装の色味と呼応する青緑のカラコンを装着。アイラインをやや長めに跳ね上げることで、武侠キャラクターならではの凛とした鋭さをプラスしました。
小道具とポージング:手にした巻物は木製の軸頭がついており、手に取るとずっしりとした重みがあります。1枚目の写真は木製チェアに腰掛け、片手で巻物を肩に担ぐように預けて少し前傾姿勢を取りました。脚のラインとストッキングの質感を綺麗に見せるため、片足を自然に曲げ、もう片方の足をスッと伸ばして視覚的な緊張感を持たせるよう座り方を工夫しました。2枚目は文机に向かった横構図で、机に身体を斜めに預けながらもう片方の手で書道用紙を広げ、優雅で気ままな雰囲気を演出。腰の筋力で上半身を支え続ける必要があり難易度が高く、ベストな状態を捉えるまで十数回テイクを重ねました。
ロケーションとライティング:竹林のロケ地は光のコントロールが非常に複雑です。午前10時頃の時間帯を狙い、竹の葉の間から木漏れ日が心地よいまだら模様を描き出す瞬間を捉えました。顔に重い影が落ちないようレフ板で柔らかく光を補い、背景の竹の葉や宣紙の書道小道具が古典的な風情を力強く底上げしてくれました。
撮影のポイント:ロングソックスや細かな装飾パーツを身につける屋外撮影では、事前の綿密な準備が成否を分けます。レッグストラップは締めすぎると肌に痕が残り、緩すぎると歩行中にずり落ちてしまうため、絶妙な力加減を見極める必要があります。また、薄手のシフォン生地は屋外の枝などに引っかかりやすいため、移動時や着席時の所作にも常に気を配りました。ロケ地選びから採光の設計までこだわりを尽くし、藍夢ならではの気品を形にできた満足のいく撮影となりました。今後も多彩な世界観の屋外ロケに挑戦していきたいです。