今回の聖采児のスタイリングは以前から準備を進めており、5月4日の萌カコミコンでようやく完璧にお披露目することができました。今回はスタジオ撮影だけでなく、イベント会場でインタラクティブ感溢れるセルフィーも撮影し、ようやくイベント写真を整理して投稿できたので、準備期間へのちょっとした成果報告となります。
まずは最高の神チームに感謝します!衣装は胡一零先生の手によるもので、届いた時の仕上がりは本当に感動的でした。青紫のグラデーションを基調に大量のフリルとシアー素材、和風かつ繊細なゴールドの装飾と襟元の星のモチーフがあしらわれ、聖采児の持つクールで華やかな魅力を完璧に捉えています。また、二次元ファッションの衣装のカッティングもとても親切で、スタジオで大きめのダイナミックなポージングをしても露出の心配や動きづらさがなく、安心してアクションに没頭できるコスプレ衣装です。
メイクとヘアは愛する美麗先生が担当してくれました。聖采児というキャラクターの真髄は、白髪はもちろんのこと、彼女ならではの雰囲気にあります。先生がアイメイクの輪郭を綺麗に描いてくださり、透明感あふれるベースにピンク系のアイシャドウと絶妙なチークを合わせることで、キャラクターの少女感を残しつつ、キリッとした決意を漂わせました。白いウィッグもスタイリストさんの手によって非常に軽やかに仕上がり、前髪やもみあげのカーブが自然で重たさを感じさせず、カメラ越しにもとても瑞々しく見えます。
今回の撮影は本当に楽しい体験でした。スタジオ撮影の2セットは、七玥先生と我就叫十一先生がそれぞれ担当してくださいました。七玥先生は静寂の中にある儚い雰囲気を捉えるのが非常にお上手で、単色背景のスタジオ撮影は、光影と感情表現だけで画面を魅せてくれます。プロップに関しては、標準の衣装に加えて原作設定通りの短剣と黒手袋を合わせました。短剣を手にした瞬間、キャラクターのスイッチが入り、自然と警戒ポーズや戦闘態勢を取ることができました。一方、我就叫十一先生は躍動感と身体表現を重視し、防御や攻撃のポーズを連続で捉え、キャラクターの立体的な魅力を引き出してくれました。
会場での自撮りもとても楽しかったです。コミコン会場の光は複雑ですが、かえって次元の壁を突き破るようなリアル感を表現できました。銀白のヘアスタイルと繊細なメイクで会場内を歩いていると、出展者様やカメラマンの方々に声をかけていただき、現実世界に舞い降りたキャラクターになったような実に新鮮な体験でした。ブース前やポスターの前で撮ったセルフショットは、今見返しても素晴らしい思い出です。
レタッチ段階では特にDEVINJ先生に感謝いたします。原版を見たことのある方ならお分かりかと思いますが、イベント会場のライティングは難しく、特に白髪のハイライト調整は一筋縄ではいきません。しかし先生は肌の質感や衣装のディテールをとても自然に仕上げてくださり、人物の立体感を保ちながらも、二次元らしい軽やかなフィルター感を絶妙に残し、リアルでありながら夢のような世界観を完成させてくれました。
私は常に、コスプレとは単に衣装を着てキャラクターの真似をするだけでなく、その内面や精神性を体感することだと考えています。今回の聖采児の準備過程で、私は『神印王座』の世界における彼女の強靭さと「守護の心」を繰り返し噛み締めました。だからこそレンズの前で短剣を掲げた時、胸にあったのは単なる決めポーズではなく、確固たる信念を届けたいという想いでした。
以上が、今回の5.4萌カにおける聖采児コスプレのイベント写真の全工程です。心を込めた一つひとつの再現が、このキャラクターを愛する皆さんの心に少しでも響けば幸いです。レンズ越しに届けた私の表現が、皆さんの心の中にある「彼女」に恥じないものでありますように。