髪が少し伸びてようやく結べる長さになったので、無理やりツインテールにしてみましたが、もこもこのシュシュを合わせたら意外といい感じに仕上がりました。本日は王道の日系ファッションサブカルチャー、いわゆる量産型・地雷系スタイルを意識したコーディネートです。ベースメイクはワントーン明るめの白肌に仕上げ、主役は完全にアイメイクに全振りしました。ダークトーンのカラコンはマストアイテムで、下まぶたと涙袋にピンクのアイシャドウを広めにぼかし、チークも中顔面を短縮して見せるように真横へふわりと入れました。このメイク法はグラデーションの技術がシビアで、境目を綺麗になじませないと、地下鉄のような真上からの蛍光灯の下ではまるで目を殴られたかのように見えてしまいます。リップには淡いピンクのティントを選び、輪郭をぼかして引き算することで、目元の存在感を一層引き立てました。
衣装にはこちらの黒のセーラー服をセレクト。紫と黒の配色は飽きが来ず、シックで上品な深みがあります。スカーフにはなめらかなサテン生地が使われており、胸元に並ぶ2列のシルバーメタルボタンが程よいハード感をプラス。ウエストがシェイプされた美しいカッティングで布地にも綺麗な落ち感があり、袖口にあしらわれた紫のラインがスカーフと美しく呼応しています。全体の冷たいトーンを和らげるため、腕元には白いモコモコのアウターを抱え、手元にはタピオカミルクティーを添えました。地雷系やサブカルチャーのスタイリングの醍醐味は、一見無造作に見えて計算し尽くされたこのレイヤード感にあります。ツインテールの結び位置も何度も微調整しました。高すぎると頭頂部が尖って見え、低すぎると全体の重心が下がってしまうため、後頭部の丸みを綺麗に見せる絶妙な位置に設定。2つの黒いファーシュシュをプラスすることで、視覚的にも豊かな毛量感を演出しました。フェイスラインの触角ヘアもストレートアイロンで内側に軽くカールさせ、頬骨を自然にカバーして輪郭を滑らかに整えています。
地下鉄の車内での自撮りは背景がやや雑多ではあるものの、車内の白い照明と車窓の反射光が相まって、黒髪ツインテールの艶やかな光沢感を綺麗に浮かび上がらせてくれました。眉を隠すぱっつん前髪は抜群の小顔効果を発揮してくれますが、風が吹くと割れやすいため日常のキープには少し気を遣います。全身フルセットで着こなす気分でない時は、セーラー服のトップス単体を普段のプリーツスカートやパンツと合わせる着回しもおすすめで、着回し力の高い優秀なアイテムです。サブカルチャー系のメイクは自然光の下では少し派手に映ることもありますが、屋内やカメラの前ではこの高コントラストな色彩が抜群に映えます。本日のスタイリングはこんな感じで、お出かけついでに気ままな日常スナップを残してみました。