【ウェンティ コスプレ】『原神』の風神、今日はただダラダラしていたい - 1 枚目

『原神』のウェンティのコスプレをして、このミントグリーンのファーコートとウィッグを身につける工程は、想像以上に根気がいる作業でした。写真に添えたキャッチコピーはまさにその通りで、「あ〜疲れた、何もしてないけどお疲れ自分!」って気分です。

この青黒ツインテールのウィッグは、『原神』のウェンティらしい軽やかで弾むような雰囲気を再現するため、毛並みを整えて前髪をカットし、セットを仕上げるだけで1時間以上かかりました。風になびいたような自然な無造作感を出すため、ハードスプレーで丁寧に毛束のレイヤーを作り、黒から青へのグラデーションを自然に馴染ませる必要がありました。ウィッグネットを長時間被っているとこめかみが痛くなり、撮影時間が延びるにつれて蒸し暑さも一気に増していきました。

羽織っているミントグリーンのファーコートは柔らかくてリラックス感があるように見えますが、フードのツバを引くポーズを決めるため、服がずり落ちたり不自然なシワが寄ったりしないよう手でしっかり端を掴んで腕の角度を固定していました。屋内の撮影用照明をつけると体感温度が一気に上がります。目を閉じるカットだったためアイラインは少し太めに引き、アイシャドウは清潔感のあるグラデーションを意識しました。脱力した気ままな表情を出すため、顔の筋肉が強張らないよう目を閉じて微笑む練習を何度も重ねました。

背景は自宅のガラス製フィギュア棚で、中には色鮮やかなフィギュアが並んでいます。単なる背景とはいえ、ガラスの反射で画面を台無しにしないよう、撮影アングルを何度も調整しました。往々にしてこうした細かな気配りが写真のクオリティを左右するものです。

撮りながら「これぞコスプレ日常、体力と気力の両方を削られる作業だな」としみじみ実感しました。ただ突っ立っているだけに見えても、表情や角度を微調整し続けるため、撮影が終わる頃には肩や首がバキバキになります。さらに撮影後には一番面倒な、濃いアイメイクのオフと重いウィッグの片付けが待っており、ウィッグを洗って乾かすのも大仕事です。

それでも写真に写るアンニュイで気ままな姿を見ていると、風のようなキャラクターの神髄を捉えられた気がします。準備も撮影も大変でしたが、あちこち自由に気ままに飛び回り、たまに立ち止まってのんびり休むというキャラクターの感覚を肌で実感できました。今日のメインテーマは、目を閉じた表情とこの衣装で日常感を切り取ること。派手なスタジオセットではなく、気ままでアットホームな雰囲気を大切にしました。何もしていないように見えて心身ともに疲れ果てるこの感覚も、このキャラクターがくれた面白い体験のひとつです。最後は自分をしっかり休ませてあげることが一番ですね。