今回の季節外れ撮影ではあえて海辺を選びました。水温はかなり低めでしたが、夏らしい爽やかなビジュアルを再現するため、覚悟を決めて裸足で水に入りました。1枚目の水しぶきを蹴り上げるカットでは、水しぶきの高さと軌道をコントロールするために何十回も蹴り直しました。脚にしっかり力を入れつつ上半身はリラックスさせる必要があり、体幹の強さがかなり試されました。2枚目の座りポーズは自然な伸びやかさを表現するためのもので、尻尾の位置を調整して不自然な見え方を防ぎつつ、浜辺の白い椅子の直線的なラインを利用して脚長効果を引き出しました。今回の撮影では広角レンズとローアングルを駆使し、寒色系の海水と暖色系のウィッグの対比を活かし、レタッチは基本的な肌補正と光と影の微調整にとどめました。屋外ロケは毎回まさに体力勝負で、衣装や小道具が濡れやすいため、常に拭いて乾いた状態を保つことが大切だというのも実感としてのノウハウです。白Tシャツに青い花柄ショートパンツを合わせた夏コーデは砂浜によく映え、鮮やかな色彩がキャラクターのエネルギッシュな魅力にぴったりで、写真全体が単調に見えるのを防いでくれます。スタジオ撮影と比べ、自然光の下での水面の揺らめきと肌の質感の融合はよりリアルで、こうした撮影スタイルが皆さんに新鮮なビジュアル体験を届けられれば幸いです。