今回撮影したのは『ブルーアーカイブ』の小鳥遊ホシノ。定番の白地に青パイピングのTシャツと紺のスポーツショートパンツに着替え、白のニーハイソックスを合わせました。正直、この日常コーデはとても学生らしく見えますが、撮影中は少しアンニュイで愛らしい雰囲気をどう表現するかずっと考えていました。
ウィッグを受け取った時はピンクの発色が少し明るすぎるかと思いましたが、実際に着用してみると肌をパッと白く見せてくれ、サイドポニーを結ぶと一気に少女感が漂いました。カメラマンさんから畳に座るよう指示され、背後には和室の引き戸、横には黒のアコースティックギターが立てかけられ、まるで自分の部屋でくつろいでいるかのようなおうち感が演出されました。両手を後ろについて脚を自然に曲げ伸ばす姿勢を試みたところ、スタイルのバランスが良く見えるだけでなく、白のニーハイソックスのラインも美しく伸びてくれました。
以前のレタッチ写真で「顔が丸い」「脚が太い」と言われたことがあったため、今回は撮影前に角度を慎重に調整し、光が横から当たるようにして顔の輪郭に立体感を出し、髪のハイライトも自然に見せるよう工夫しました。レタッチでは肌補正を軽く行いつつも、不自然になりすぎないよう本物の肌の質感を残しています。白いソックスは太く見えやすいため、履き口のゴムのしわ感にも特に気を配り、満足のいく仕上がりになりました。
実際のところ、コスプレ撮影は毎回体力が求められます。姿勢を硬くならずにキープしつつ、表情管理も並行して行わなければならないからです。幸いこの日はコンディションが良く、カメラに向かって微笑む時の視線もリラックスしていました。ギターは小道具で実際には弾けませんが、触りながら弾いているフリをするだけでも非常に楽しかったです。
今回の衣装は装飾が少なく、シンプルで洗練されている点がポイントです。過度な装飾がないからこそ、キャラクター本来の活発さがより際立ちます。コスプレは外見を再現するだけでなく、キャラクター独特の雰囲気や日常の姿を切り取ることが何より大切だと感じています。たくさん撮影した中で、最終的に最も自然な座りポーズで脚のラインが一番綺麗に見えるカットをメイン写真に選びました。
また、根気強くお付き合いいただいたカメラマンさんにも感謝しています。和室の室内は少し暗めだったため、レフ板を使って光を補い、画面全体を暗くならずに温かみのあるトーンに仕上げてくれました。撮影後にはソックスの電線や衣装のシワがないか細かくチェックしました。こうした細かなディテールが全体のクオリティに大きく影響するからです。
今回のピンク系コスプレでは、あえて大げさなポーズをとらず、部屋で友達とおしゃべりしているような親しみやすさを表現しようと試みました。写真を見てくださった方に、このリラックスした雰囲気が伝われば嬉しいです。