隣町の投稿を見かけて急いで車を走らせたものの、現地に着いた頃にはイベントもほぼ終盤。ですが怪我の功名というか、ちょうど手元になかったシー専用コーデ「青玉硯」の長剣を揃えるきっかけができ、これで心置きなく再撮影に挑めることになりました。
最初に引き取った段階が1枚目の写真です。車に積んだ赤と黒の細長い刀身パーツは、赤い刃の幾何学的なエッジや黒金の台座の重厚感がいい味を出しているものの、全体的にまだ素朴な状態でした。構え心地を試そうとしたところ剣柄が欠けており、重心が切先に寄って扱いづらいことが判明。そこで自らモデリングソフトを導入し、この剣に最適なグリップの設計を開始しました。長時間のポージングでも手元がブレず、安全かつ軽快に扱えるよう素材や耐久性の選定を進めています。
2枚目はグリップ周辺のディテールです。赤いパーツには立体的なエッジが効いており、本出力までの仮組みとして既存パーツで形状を確認中。寄りの撮影にも耐えうる上質な質感を出すため、パテ埋めや表面の研磨を丁寧に進める予定です。3枚目は嬉しいサプライズで、知人からいただいたシュウのタピオカ風キーキャップ。繊細な白の3Dプリント製でさっそくキーボードに装着し、日々の作業の癒やしになっています。
刀身のエッジ処理や配線の取り回し、鮮烈な赤い刃の光沢をどうライティングで拾うかなど、カメラマンさんとの事前の打ち合わせも重要になります。3Dプリントした柄パーツの塗装やウェザリング、最終組み立てを終えてからスタジオ撮影に入る予定です。手間はかかりますが、ポーズと世界観を極限まで追求するコスプレ小道具の自作には何物にも代えがたい魅力があります。パーツがすべて揃った段階で、引き続き完成形への調整を進めていきます。