『アークナイツ』と「奈雪の茶 コラボ」によるエイヤフィヤトラの限定衣装。昨年の撮影後に改めてアルバムを整理して見返してみましたが、今見ても全く色褪せることなく、見れば見るほど細部のデザインに惚れ惚れします。今回のコスプレ衣装は想像以上に構造が緻密で、白いトップスには贅沢なフリルと控えめなパフスリーブがあしらわれ、襟元のピンクのボタンや胸元の赤い飾り紐のレースなど、シルエットの再現度が非常に試される仕立てになっています。スカートは肉厚な多層ピンクチュールを重ねており、原画イラストのふんわりと丸みを帯びたボリューム感を保つため、内側に特注の6本ワイヤー入りハードパニエを着用しました。スカート丈が長いため、座る際にはチュールの広がりを丁寧に整えることで、原画のようにアイアンチェアに腰掛けた際の美しいドレープを自然に再現しました。
ウィッグは頭頂部のブラウンから毛先のピンクへと自然に移り変わる特注のグラデーションウィッグを採用。羊の角や髪飾りは専用の型から成形・着色して制作しました。頭上の大きな白い獣耳と赤いリボンをしっかり固定するため、根元にヘアピンを2本使って補強し、ピンクのカラコンと合わせて、エイヤフィヤトラならではの可憐で愛らしい表情を引き出しました。撮影ロケーションには陽光が差し込む屋外の公園を選定。原画が椅子に座ってアフタヌーンティーを楽しむシチュエーションだったため、イラストに似た透明なドリンクボトルを小道具として用意し、ダークブルーのキルティングミニバッグを合わせました。背後の緑と木漏れ日の逆光が重なり、イラストに引けを取らない抜群の空気感が生まれました。
昨年の広州アニメ展にもこの衣装で参加しましたが、たくさんのファンの方に「エイヤフィヤトラだ!」と声をかけていただき、多くのカメラマンさんやコスプレイヤー仲間と交流できました。大好きなキャラクターを現実世界で具現化し、二次元のイラストさながらの光影を再現できることは何物にも代えがたい達成感があります。コーディネートの面でも、こうしたロリータ調のピンク系二次元ファッションは日常に取り入れても非常に可愛らしく、甘口のデイリーコーデとしても楽しめます。ただ、強いて難点を挙げるならパニエがかなり場所を取るため、地下鉄やバスの移動時には少し気を遣う点です。また夏の屋外撮影は非常に暑く、重なった白とピンクのチュールは通気性が低いため汗だくになりました。それでもカメラのプレビュー画面に映る仕上がりを見た瞬間、すべての苦労が報われたと実感しました。当時の楽しい思い出が詰まったオフショットもたくさん整理したので、ぜひご覧ください。