【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 1 枚目
【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 2 枚目
【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 3 枚目
【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 4 枚目
【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 5 枚目
【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 6 枚目
【洩矢諏訪子コスプレ】『東方Project』蓮池ロケに佇む土着の神 - 7 枚目

今回の『東方Project』洩矢諏訪子のロケーション撮影における最大の収穫は、見事なまでに青々と生い茂る蓮池ロケ地に巡り合えたことでした。この衣装はデザインが非常に印象的で、麦わら帽子の頭頂部に鎮座する二つの目玉装飾こそが帽子全体の魂です。立体感を保つために内部にしっかりと保型芯を詰め込みましたが、長時間の撮影ではどうしても傾いてしまうため、アシスタントさんにこまめに角度を直してもらいました。ブリムから垂れ下がる無数の赤いリボンは脱ぎ着の際に絡まりやすく、毛並みならぬリボンの流れを整えるのにも一苦労。紫のノースリーブワンピースには清廉な白い刺繍が施され、スカート裾のレースが陽光を浴びて透き通るような美しい光の透過感を見せてくれます。キャラクター設定を忠実に再現するため、足元には清潔感のある白ストッキング(白ニーハイ)と黒の厚底メリージェーンを合わせました。

蓮池や木立に囲まれた現場の足元は一面の雑草に覆われており、2枚目や3枚目のような片足立ちのポーズは体幹のキープが過酷そのものでした。特に足場がぬかるんでいたり水中に立ち入るシチュエーションでは、重心を取るのが至難の業。2枚目の浅瀬でのカットは底の苔が極めて滑りやすく、片足で立ちながら脚が微かに震えていましたが、画面の完成度を保つために表情を一切崩さず、神明ならではの泰然自若とした気品を死守しました。1枚目の水面に映り込む鏡面反射は時間をかけてアングルを追い込んだ賜物で、手にした蓮の葉が顔に影を落とさず、かつ水面のシンメトリーを捉えるため、カメラマンさんは地面にほぼ這いつくばるような体勢でシャッターを切ってくださいました。蓮の茎は折れやすいため、小道具が壊れないよう指先の力加減にも細心の注意を払いました。

4枚目は木製デッキの上で撮影し、しゃがみ込む際にスカートのドレープが不自然に潰れないよう美しく整え、同時に麦わら帽子のツバをわずかに持ち上げて顔立ちに柔らかな光を取り込みました。5枚目の岩場に立つカットでは、ゴツゴツとした岩の上を厚底靴で踏みしめるため捻挫の危険と隣り合わせで、一歩一歩の着地を慎重に確認。6枚目と7枚目のバストアップ特写ではフェイスラインと目線の角度を徹底してコントロールし、自然光の下で澄んだ発色を見せるグリーンのカラコンとアイメイクの相乗効果で、彼女の持つ神秘性を引き出しました。

洩矢諏訪子は土着神の頂点としての威厳を放つ一方で、「ケロちゃん」としての親しみやすく快活な愛らしさを併せ持っています。撮影中は軽やかな跳躍のニュアンスや小首をかしげる仕草を織り交ぜ、大自然と無邪気に戯れる神の息遣いを意識しました。快晴の青空の下、森の蚊の猛攻を避けるため日焼け止めと虫除けスプレーが手放せない過酷なロケとなりましたが、風を孕んでふわりと翻るスカートの弧や、蓮の葉に浮き立つ精緻な葉脈を目にした瞬間、すべての苦労が報われました。コスプレとはキャラクターの魂を自分なりに紡ぎ直す尊い対話。未公開のカットも順次整理してお届けしたいと思います。