この衣装は森森仙先生がデザインしたバージョンで、赤と白の配色にたっぷりのレースとフリルをあしらい、伝統的な巫女服をベースにさらなる華やかさを融合させています。髪飾りの紙垂(しで)と赤い大きなリボンは霊夢の象徴的な要素です。今回の神社撮影では、あえて神社近くの石段のシチュエーションを選びました。木漏れ日が降り注ぎ、ちょうどスカートの裾のレースに当たることで、レイヤー感が一気に際立ちました。
小道具にはお馴染みの御幣(ごへい)を使用し、手にして座りポーズを取ることで、キャラクターらしい悠然とした気品を保ちつつ、画面に安定した視線の中心を作りました。メイクはクリーンで透明感のある状態をキープし、あえて大げさな表現はせず、主に衣装と表情によって、博麗霊夢の「一見随性(気まま)に見えて実は頼りになる」空気感を再現することに注力しました。
今回の撮影は光のコンディションが非常に理想的で、午後のサイド逆光が人物の輪郭を柔らかく浮かび上がらせ、ゴツゴツとした石の質感との美しい対比を生み出してくれました。東方Projectのキャラクターは常に大きな魅力に溢れていますが、主人公である霊夢の赤白の巫女装束はまさにクラシック中のクラシックです。同じキャラクターを異なるスタイルで表現しようと試みるたびに新しい発見があり、例えばレースと伝統的な要素の衝突(コラボレーション)は非常に興味深いものでした。この写真を通じて、幻想郷の日常的な空気感を少しでも皆さんにお届けできれば嬉しいです。この巫女コスプレ作品をぜひお楽しみください。