ハロウィーン限定のエリザベート・バートリー〔シンデレラ〕という設定は、まさに強烈なギャップ萌えを秘めた完璧なアイドルです。一点の曇りもない高飛車なプリンセス感を再現するため、衣装の準備には相当な工夫を凝らしました。ピンクのロングカールヘアと後頭部の大きなお団子ヘアが最大のポイントで、立体的なボリュームをキープするために内部にワイヤーやヘアパッドをふんだんに仕込み、外側の毛流れも極めて繊細にセットしました。頭上のティアラにあしらわれた赤と青の宝石はアクリル素材で特注し、素晴らしい光の屈折を見せてくれます。透明感を表現した巨大な青い角は厚手の樹脂で真空成型されており、頭部の重量バランスをとることが撮影時の一番の難所でした。エルフ耳と特大パニエのスカートも相まって、首を傾けるたびに体幹の筋力が試されました。
ドレスの生地について触れると、胸元とスカートのメイン部分には光沢感の強いペールブルーのタフタシルクを贅沢に使用し、イベント会場の照明でも屋外の自然光でも上質な存在感を放ちます。ピンクのリボンと白いインナーには繊細なパール感のあるシフォンを合わせ、ピンク・紫・青が織りなすファンタジックな背景に美しく溶け込ませました。足元にはほんのり透け感のある白ストッキングを選び、パール付きの青いリボンガーターを合わせることで、甘い雰囲気の中に程よい色香を添えています。
撮影は体力と表情管理がシビアに試されるプロセスでした。大きなパニエによる動きの制約が多いため、ダイナミックな構図はカメラマンさんにアングルを調整してもらいながら作り上げました。9枚目の斜めに腰掛けたポーズは個人的に最もお気に入りで、脚のラインと背景のドレープカーテンが見事に調和し、衣装の美しいプロポーションを完璧に引き立ててくれました。『Fate/Grand Order』におけるエリザベート・バートリーの特別な姿として、華やかな外見だけでなく、ツンデレで純粋なナルシシズムのニュアンスも表現したいと考えました。ハロウィーンのコンセプトにおいて寒色系のライティング演出は不可欠で、実写と二次元ゲームポスターの中間のような幻想的な錯覚を目指しました。この写真を通じて、彼女の「純粋無敵で傲慢無比、完全無欠」な魅力が皆様に伝われば、すべての苦労が報われます。最後に、皆様がシンデレラエリちゃんをお迎えし、ゲーム内での彼女の活躍を存分に楽しめるよう祈っています!