今回の『東方Project』(東方Project)因幡てゐのコスプレ(因幡てゐ コスプレ)撮影は、準備段階から現像に至るまで細部に並々ならぬ熱量を注ぎ込みました。因幡てゐは設定上、ちょっぴり悪戯好きで愛嬌のある兎妖怪であるため、今回はクラシックな原画スタイルにとらわれず、ロリータテイストを取り入れたピンクのチェック柄ワンピースをセレクト。パフスリーブやレースフリル、ウエストに結んだオレンジのリボンなど見どころが満載で、全体を甘やかなピーチピンクのトーンでまとめました。彼女のトレードマークを際立たせるため、モコモコの白いウサギ耳と象徴的な赤のカラコンを装用。アイメイクにも赤みのあるアイシャドウを馴染ませて瞳の色と呼応させ、兎妖怪ならではのしなやかな躍動感と仄かな悪戯っぽさを引き出しました。撮影のメイン小道具には特大のオレンジ色ニンジン抱き枕を用意し、画面全体の鮮烈なアイキャッチとして活用しました。
第1幕のロケーションには木造のサンルームを選定。白いクロスを敷き詰め、グレーの兎のぬいぐるみやハローキティなど多彩なモコモコトイを並べ、造花やバスケットを添えることで、絵本のお家のような温もりあふれる空間を構築しました。ここではニンジンを抱きしめたりトイの山に寝そべったりと座りポーズをメインに据え、窓から差し込む豊かな自然光を活かして柔らかな質感を描写。第2幕では屋外のガーデンテラスへと移動しました。白壁に青い窓枠が映える小さなコテージ、青白チェックのカーテン、敷き詰められた石畳と砂利道を背景に、抜け感のある空間を活かして立ち姿のアクションへシフト。スカートの裾をつまんで軽やかにターンしたり、お茶目にステップを踏んだりしました。ドレスは生地が贅沢に使われており、回転するたびに美しいドレープが広がります。足元には履き口にピンクリボンがあしらわれた白の膝丈ソックス(白ストッキング)とピンクのメリージェーンシューズを合わせ、ドレスと完璧に調和させました。
撮影中は表情の自然さを何よりも大切にし、悪戯好きで憎めない兎妖怪の心境になりきって、カメラを真っ直ぐ見つめる視線や無垢なニュアンスを意識。室内では楚々とした大人しさ、屋外では躍動感あふれるアクティブさとメリハリをつけました。レタッチにおいても透明感あふれる明るいトーンを大切に残し、重い影を避けて軽やかな少女らしさを引き立てています。今回のロリータ風因幡てゐの新たな試みを、皆様に楽しんでいただければ幸いです。