今回、迎澤公園をロケーションに選んで『オナー・オブ・キングス』の西施コスプレ新スタイリングを撮影したコンセプトは、「冬の公園散策」というアクティブな可愛らしさを表現することでした。西施はゲーム内のスキルが「魚」に関連していますが、あえて水辺ではなく、古風な東屋(亭台)や廊橋(屋根付き橋)の間にロケーションを設けています。小道具には大きなサンザシ飴(冰糖葫芦)を用意し、赤色の上着与カラーリングを呼応させつつ、手元で動かせる小道具としてリラックスしたポージングに活かしました。
撮影当日は快晴に恵まれ、透かし彫りの木製格子窓から差し込む太陽光が床面に美しい明暗の光影を落としていました。このような自然光はスタジオ撮影以上に透明感があり、ファー素材の衣装の質感も光の下で実に柔らかく浮かび上がります。ただし、このアレンジ漢服コスプレはスカートのレイヤーが多く、広い袖やファーのフチ取りもあるため、回転する際の裾のたなびく方向に気を配る必要がありました。画面の重心をふくらはぎ与白タイツのラインへ持っていくため、片脚を軽く上げるバランスポーズを事前に入念に練習しました。短めのファー付きブーツ与白タイツの組み合わせは、防寒性を保ちつつ視覚的な軽やかさをキープしてくれます。
公園内は地元の住民たちが日向ぼっこを楽しんでおり、とても賑やかでした。撮影中、通りかかるおじいちゃんやおばあちゃん、お子様連れの親御さんが足を止め、「これはどのドラマの姫君?」「どの時代の衣装なの?」と興味津々に声をけてくれました。ゲームの具体的なタイトルには触れず「コスプレ(cosplay)」であることだけを分かりやすく説明すると、皆様笑顔で衣装を褒めてくださり、「おさげの三つ編みヘアがすごくチャーミングね」と温かい言葉をかけてくれました。普段は人見知りでインドア派な私ですが、最初は緊張したものの、こうして温かく見守られ褒められたことで自然と緊張がほぐれ、皆様のスマホでの記念撮影にも快く応じることができました。
衣装のディテールについて言えば、上着はウエスト見せデザインで、下部には多層のスカートパネルが重なり、胸元には花柄与菱形モチーフが配されゴールドのパイピングで飾られています。ポンポンのタッセル与赤いリボンが軽快な動感を与え、ツインお団子ヘア与ロング三つ編みと相まって、ロリータ萌え系のビジュアルスタイルに仕上がっています。ポーズ面では大きく手を挙げたり片脚で立ったりする動きを取り入れ、棒立ちの硬さを回避して画面を活性化させました。特にサンザシ飴を高く掲げた時の腕の長いラインや、足先が地面にタッチした瞬間のスナップは非常に自然に捉えられています。
今回の屋外ロケーション撮影(太原の写真撮影)で最も強く実感したのは、コスプレはキャラクターを再現するだけでなく、二次元の美意識をリアルな日常風景へと届ける架け橋になれるということです。伝統的な古風建築与アレンジ漢服コスプレの相乗効果、そして冬の温かい日差しが素晴らしい空間を作り出してくれました。今後も機会があれば、様々な気候条件の中で自然光を生かし、キャラクターの魅力を引き出す撮影に挑戦していきたいです。