「Lv.999の形態、完全なボク……ふん、初めて見るでしょ?」『崩壊:スターレイル』銀狼のカンスト形態は、オーダーメイドの衣装制作から完成写真の仕上がりに至るまで丸々2か月を費やしました。本日ようやくその細部へのこだわりを詳しく皆さんにお届けできます。
まずはコアとなるバトルスーツについて。インナーにはへそ出しの白いショート丈タイトトップスを着用し、胸元にはグラデーションのグラフィティ文字をプリント、首元には黒のチョーカーとファスナーを配し、袖口にはパープルのアームカバーと多数のテックウェア系メタルバックルを切り替えであしらいました。羽織りの黒いレザージャケットは特注のPUレザー素材で仕立てられ、光を浴びて上質な質感を放つだけでなく、パープルの配色パネルや反射リフレクターテープも組み込んでいます。ゲーム内のサイバーパンクな世界観を忠実に再現するため、ウエストとショートパンツの境目にはアシンメトリーなアーマーモジュールを多数配置し、縁には青く光るLEDストリップを仕込みました。腰元には黒の水玉が散りばめられた青いリボンをアクセントとして結び、無機質なメカニック感に程よい遊び心を添えています。ボトムスには最強プレイヤーの風格にふさわしく、網タイツ要素を取り入れたタクティカルニーハイソックスとレッグアーマーを合わせ、金属的なプロテクターの質感で脚のラインを美しく引き締めるストッキング コスプレに仕上げました。
小道具は今回の最大の目玉です。頭上に押し上げた黒のゴーグルは造形師さんに特注した逸品で、レンズにはダイヤカットのような光の屈折加工が施され、両サイドのアンテナ状メカパーツがウィッグにしっかりと固定できるよう設計されています。右手の重厚なメカガントレットの内部には冷却ファンが仕込まれ、点灯する赤と緑のLEDが近未来のテクノロジー感を一気に高めてくれます。そして画面右側に広がる巨大なメカブレードウィングと大剣は、このスタイリングの魂とも言える存在です。撮影時に大きく翼を広げたシルエットを保てるよう、支持フレームを衣装の内側に隠し、ABS樹脂ボードで組み上げた武器本体の縁には紫青の蛍光アクリルバーを配置。隠し配線を通じて通電させることで、まるで内部にエネルギーが循環しているかのような発光を演出しました。2枚目と3枚目の写真のように大剣をカメラの前に構え、背中のメカウィングと連動させた際の視覚的威圧感は圧巻でした。
ヘアメイクに関しても、ウィッグにはシルバーグレーから淡いブルーへのグラデーションを施し、毛先に繊細なメタリックの艶感を持たせ、長めのシースルーバングで額を自然に覆うようカットしました。カラコンは高発色のアイスブルーを選び、アイラインを長めに引いて目元の陰影を強調しつつ、リップは自然なペールレッドに抑え、クールで気だるげなニュアンスを表現しました。寒色系の照明下で顔が平坦に見えないよう、正面からは柔らかな光で立体感を保ち、サイドからブルーの輪郭光を当てました。背景一面にはシワ加工を施したシルバーの反射シートを敷き詰め、光が当たるとダイヤのような玉ボケが広がり、ゴーグルの質感と美しく共鳴するように工夫しました。
ポージングや表情管理では、ゲーム内の設定に寄り添い甘さを抑えることを徹底しました。ゴーグルに手を添えてカメラを冷ややかに見据えたり、片手で重火器をぶら下げるように構えたりと、キャラクターの冷静沈着さと不敵なプライドを浮き彫りにしました。衣装とプロップを合わせた総重量はかなりのもので、特に右腕の重火器はポーズを変えるたびにミリ単位の角度調整が必要でした。非常に体力を要する撮影でしたが、完成した写真に宿る重厚な質感とサイバーな世界観を目にし、挑戦して本当に良かったと心から実感しています。