このアウトドア撮影の写真がようやく何枚か整理できました。このキャラクターの日常的なカットをずっと撮りたいと思っていたので、今回は特別に木々や水辺の要素がある公園をロケ地に選びました。
まずはこの黒レザースカートの質感について。撮影したのは正午を少し過ぎた時間帯で、太陽の光が生地に当たると非常にハッキリとした鏡面ハイライトが生まれます。強すぎる反射を抑えるため、カメラマンさんとアシスタントさんが横で何枚ものレフ板を掲げてシャドウ部を補ってくれたおかげで、スカートの裾やレッグリングの輪郭をクッキリと収めることができました。首元のチョーカーとホルターストラップは陽の光の中で特に目立ちましたが、この襟が実はかなりきつく締まっていて、夏の撮影では汗をかくと肌に張り付きやすいのが難点でした。左側のシルバーメタルの紋様が入ったアームカバーやベルトのバックルは、見た目はとてもクールですが、小道具のディテールにもかなりのウェザリング(汚し)加工を施しています。レザーの表面はもともと熱がこもりやすいため、ロングブーツやレッグリングと相まって、撮影の合間ごとに衣装を少し引っ張って通気させなければなりませんでした。
今回のウィッグについてですが、この独特なヘアスタイルを再現するために、約2回分の緑髪ウィッグを使ってお団子(発包)処理を施しました。サイドのツインテールは頭頂部(顱頂)を高く見せる必要があり、屋外の強い風で形が崩れないように大量の定型スプレーで固定しました。ウィッグの前髪はすっきりとしたストレートにカットされているため、目を遮ることなく、顔全体のラインをよりシャープに見せてくれます。アイメイクにはグレーパープルのカラーコンタクトを特別に選び、アイライン和下アイシャドウを少し濃いめに仕上げることで、従順さを削ぎ落とし、どこか皮肉っぽく戯れるような眼差しを演出しました。
手にしているあの長柄の武器は、実物は写真で見るよりもかなり重いです。長い柄は硬質な管材で作られており、先端の双刃のメタル塗装はハンドメイドでペイントを施しました。中央に埋め込まれた緑のクリスタルが髪色と美しい調和(呼応)を見せています。手に持ってしばらく掲げているだけで腕がパンパンになりますが、仕上がりのために、どんなにシビアなアングルでも歯を食いしばって持ち堪え、自信に満ちた表情をキープしました。小道具が斜光に照らされると少し白飛びしやすくなるため、撮影時は露出オーバーを避けるアングルを探る必要がありました。
今回の撮影場所は木々が茂る遊歩道で、すぐ隣には川も見えました。地面の落ち葉や小石が、芝生の中の太い樹木と合わさって背景となり、光沢のある黒レザー衣装の重苦しさを上手く中和してくれました。4枚目の写真を撮る時は、あえてその太い幹に寄りかかり、手にした長柄の武器を地面に立てて支えにしました。これにより身体の余計な力が抜け、表情も硬くなりすぎず、できるだけリラックスした自然な佇まいを表現できました。
ポージング(動作設計)においては、このキャラクター本来の、気だるさの中に強大なオーラを纏った状態を落とし込むように意識しました。例えば、背後からの武器の構えや、正面からのわずかな首の傾き、そして最後の木に寄りかかって腕を組むカットなど、自然に捉えられた空気感こそがこの写真セットのポイントです。実際、シャッターを切る合間には、いつもこっそり肩の力を抜いていました。夏の黒レザーパンツは本当に蒸し風呂のようで、その暑さのせいで完璧な集中力を長時間維持するのは至難の業だからです。
黒の反射素材は撮影が難しいですが、仕上がった写真のどこか冷徹な圧迫感は、まさに狙い通りの仕上がりになりました。ロケーションの明暗のコントラストと自然光の介入が、今回の装備のディテールを美しく記録してくれました。今回、アシスタントチームとカメラマンさんは非常に根気強く、絞りや立ち位置を何度も調整してくれたおかげで、日の入り前にこの屋外のカットを収めることができました。真剣に準備を重ねて作品を作り上げるプロセスをこうして記録することは、二次元コスプレにおける新たな自己挑戦を達成したような充実感があります。